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God is never Old

ほとんど皆無と言ってもよいほど、本を読まない私。

Too Good Too Goというアプリ(食品ロスを防ぐために、閉店間際に3分の1ほどに価格の下がったものを福袋の形で売る)で予約したカフェのケーキ。

カフェの1階は本屋さんだった。さて、ケーキを3.9ポンドで手に入れて、帰ろうとしたとき、本屋さんだからふらふらしてみる。
帰ろうとしたとき「God」という文字が目に入る。

普段は本も読まないし、正直聖書も「聞く」ことの方が多い。(大人になって気づいたが、私は活字が苦手だ。よっぽど面白い本でないと惹き付かれたように読まない。)でも、この本が気になって仕方がなくて、手にとって、買ってしまった。18ポンドという私に取っては高級な買い物。でも、どこかで自分で本を書きたかった私は、なぜかこの小説からヒントを得られるのではと思ったのだ。この本をきっかけに、小説を書くようになると思ったのだ。そして何より、Godという文字に惹きつけられたのだ。

家に帰ってパソコンで調べると、どうやら筆者のSebastian Barryはクリスチャンかはわからない。そしてこの本もどうやらクリスチャンに関わる本ではなさそうだ。落胆し、もはや読むの辞めた方がいいのかなとも思い出す。でも、せっかく買ったから、そして部屋に置いているだけで惹きつけられるので、読みたい。読みたくて仕方がない。本当は、論文もしないといけないのに。

というわけで、今日は私のSupervisor(指導してくれる上司?)(Friends International)との初めての二人だけのミーティングを終えて、調子に乗って、このカフェでケーキを安くで多くゲットして、思わぬ本に惹きつけられ、思わぬ出費(18ポンド)、そして中身について思わぬ衝撃を受け、さて読むべきか、読もうと思っている現在である。

聖書を読まずに小説を手に入れてしまった。実は、私は猪突猛進、一度学び始めたらとことん突き詰めたいタイプなので、聖書に関しても、手っ取り早く早く、そして詰め込んで詰め込んでいっぱい学びたい、という欲がある。もちろん、それは神様の望むことではないし、そんなに「手っ取り早く」学ぶことなんてあり得ないのだ。

神様には神様のタイミングがある。神様は、私が何になるべきか、私が生まれる前から知っている。自己中心的な私が30年間右往左往している間にも、神様は働いてくださっており、時には私のドジのために軌道修正もしてくださっていた。完璧主義を目指しつつ完璧ではない私、負けず嫌いだけど追いつけず悔しいからかんしゃくを起こすという本当にどうしようもない性格の私。それでも、どんなときも神様は親よりも私を多めに見て、こんな私を信じ続け、諦めずにずっとずっと愛してくれた。

この本を買ったこと、神様に赦してほしい。ここ最近、この家に来てから「爆買い」でお金を使いすぎていること(99パーセントは食品。そしてその7割は留学生や周りの人たちに「おもてなし」をしなければならないので、その食品がなくなってしまう恐怖から買い出ししている)。

赦してほしい。

最近、祈りをしっかりできていないことを赦してほしい。

以前ロンドンでは生きることに必死で、よく祈っていた。日本にいても泣きながら祈った。

いま、神様が私に必要なものをすべて与えてくれたのに、私は買い物に行き、これでもか、これでもかというくらい貯め込んで貯め込んで「(使わない)贅沢」をしてしまっているのだ。

神様、どうか赦してください。赦しを乞うだけではいけないと分かっています。自分が低くなり、手には何も持たず、あなただけを求めることが今の私に一番必要なこと、わかっています。私に、わからせてください。力づくでも私に、このお金使いまくる私をストップしてください。

ロンドンでホームレス支援をしていた私は、いつの間にか自分が苦しくなっていた。それでもやめなかったのは、そこに途切れない喜びがあったから。家も貯金も財布すらない彼らから、お金では得ることのできないことを学ぶことができたから。

神様、どうか私が頭を下げて、あなただけを仰ぐようにしてください。物欲、食欲から私を解放してください。ネズミのように貯め込む癖を無くしてください。あなたは、明日のことを心配するなと言いました。どうか私のこの貯め込む癖を無くしてください。あなたに100パーセント信頼して生きていかせてください。あなたと共に生きていかせてください。

イエス様の御名前によってお祈りします。

アーメン。

2023年9月5日 19時(そろそろ教会のEnglish Clubに(F Iのお仕事)行く)

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私はクリスチャンになって1年と少ししか経っていません。クリスチャンについてわかりやすく説明してくれているキートンさんがブログを書いていますので、ぜひこちらのブログをご覧ください。キートンのキリスト教講座


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