与えること、奪うこと

人が喜ぶのが好きな私は
ついついやり過ぎてしまう事があります。

それで数十年
自分の身を削ってまでやってきてしまい
何をやっても許されると思わせてしまった経験から
学んだ事があります。

自分の大切な心を無視して
やらない事。

これが私には意外と難しくて
子育て中やパートナーシップでも
やり過ぎてしまう事が多々ありました。

そこで学んだ事を今は活かしながら
モロッコ人の彼にも様々な気付きを
受け取っています。

そしてやり過ぎることは
相手の成長の機会を奪っていた
という事に繋がる事を知り
深く入り過ぎない様に気を付ける様になりました。

人生は一人一人の道があり
その学びを外から変える事は出来ないのです。

こう考える事で親子間やパートナーとの
距離感を大事にする様になりました。

この距離感は意外と難しく
親子間で悩む人も多いのではないでしょうか？

大切だからこそやり過ぎてしまう。
それは私にもとってもわかります。

更に気付いたその裏に私は
尽くさないと愛されない
という深い意識があった事に気付きました。
それは自分の存在価値を下げていた為に
起きたことだと知りました。

そして母になると
ちゃんとした母でいないと
認めて貰えない
という当時は到底気付かない思い込みが
根深く残っていました。

今だからわかることですが当時は
人の為喜ばれればなんでもしてしまうような
他人から見れば優しい人
だったり
言ってしまえば都合の良い人になってしまい
自分の意思まで抑え込み
それが正しいとお思い込んでいたのです。

もし大切な人が身を削りながらも
与えていたらそれはそれで
苦しくなるのではないでしょうか。

やはり大切な人には元気でいて欲しい
私を大切に思ってくれる人にも
笑顔を伝えて行きたい。

一人一人が本当の意味で幸せになれた時
パズルのピースの様に
バランスが取れていくのかもしれません。

先ずは作りたい世界があるなら自分から
その世界を作る。

私の経験から
私が望む世界に向かい
未来の為にも気おつけながら生きています。

こんな世界になったらな
と想像する未来はまずは自分から
作り上げていくのです。

あなたの作りたい未来は
どんな未来ですか？

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