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お母さん



母であり、私にも母がいる。
今日は母の誕生日。

母となり母の気持ちがわかるとか
ある程度大きくなったら理解できるとか
そんな簡単なことでは無さそうな親子関係。

今は良好な親子関係ですが
私にも10年ほど母と会えない時期がありました。

ちょうど末っ子がお腹にいた頃
母は家を出ていきました。

母からは今でもその時の私に対する後悔を
聞く事がありますが、選択として
自分の心に従った結果だと思うので
私は謝らないで欲しいと伝えています。
実際に今は母を許し、その選択は良かったと思っています。

当時は許せない気持ち裏切られた気持ち
悲しくて、辛くて。
しかし家族の前で泣いてばかりいられないので
感情を抑えて蓋をしていました。

しかし
人間って正直ですね。
それからしばらくは
お母さん
という言葉を口にするだけで
涙が出てきてその先が話せないこともしばしば。
そして身内に起きたことは
なかなか周りには話せなかったり
相談しにくいものです。


母と子の関係性
今では良好になりましたが
多くの方が悩んでいることを知ったのも
ほんの数年前。

当たり前にお母さんのことは
みんな大好きだと思っていたので
衝撃的でした。

しかし、そうなってしまった背景には
様々な要因が絡まりあっています。

母が産まれる前から引き継いでしまったもの
結婚を選択し、その先に起こってしまったこと
本当に様々です。

私も母になりこの連鎖の様な
苦しみ悲しみは私の代で終わらせると
覚悟を決めた数年前。

ある一点が解けただけで
それに関係する周りも解けていっているのが
私にはわかります。

苦しみ悲しみを癒し
相手を許すことは簡単ではないかもしれませんが
次に持ち越さない為にも本当に大事なことであり
相手を許すことは自分自身が1番楽になるからです。

産まれて1番最初に関わる母
感謝とは溢れてくるもので
無理にすることではありません。
それに無理に仲良くすることとも違います。


お母さん
と言ってどんな感情が出てきますか?

その感情に嘘を付かず
自分だけには正直に受け取ってあげてください。
嫌いだっていい、憎んでたっていい
ただ嘘をつかず受け取る。

否定せず受け取る勇気を続けると
いつか心が晴れる日がやってくる。

自分の為に感情を手放してみよう。

今は
お母さんと言って
涙が出ることはないですが
娘も産まれ娘との関係性も
この母との関係性を改めて諦めずに
やり直したことでかなり影響されていると感じます。

大切な自分
そして娘たち周りの人全ての為にも
自分の内側の浄化はこうして繋がっていくのです。


お母さん産まれてきてくれてありがとう。
お母さん産んでくれてありがとう。

母との関係性についてはこちらの記事にも


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