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慢性5月病患者

逃げたい。亡命したい。
5月になるととたんにどこか逃げたくなる。ここ数年はアメリカに亡命したがってることが多い気がする。不思議なことに5月は私が大好きな人達の誕生日が集まった月なのに、あまりいい思い出がない。(大抵この時期に不登校になって学校辞めたくなるのよね。ていうか一回やめたことあるしねえ。)多分それは4月が年度初めの日本のシステムゆえ。それと日本にはありがたいことに美しくもしんどい四季が存在し、これがまた季節の変わり目を生むから気候が安定しなくてこの時期は身体的にも精神的にもどん底です。
毎年完璧に5月病がやってきて、しかも考えてみれば必ずGW最初の日になんかぶっ倒れる。ぶっ倒れるって言っても床で何もせず(できずのほうがわたし的には正確だけど)突っ伏しているっていう意味なんですけどね。そして頼むからGWという簡易言い訳システムをなくしてくれ。GWだから宿題多めねと頑張らせる教授を大量生産するだけじゃないか。はぁ。

5月病が治れば無事走り切ることができるのはわかっている。でもすごい逃げたい。いや逃げていいんじゃないか。いや逃げたら逆に自分がしんどいんじゃないか。そんな事を永遠と考えてますけども、この症状を架空の医者に相談したところを今想像して笑えた。

「先生、私今すごいしんどいんです。宿題にはずーっと追われてるし、だけど勉強頑張らないと奨学金は取れないし。アルバイトで稼いでも大した稼ぎにはならなくて親に仕送りも雀の涙ほど。人が好きなのに人と少ししゃべっただけで急激に一人になりたくなったり、対面授業は苦痛でしかなくて。もう自分のダメさに絶望です。」

「あ〜これは慢性的な5月病ですね。薬はないです。あんまり頑張りすぎずに頑張ってください。」

どなたか慢性的な5月病に効く薬処方していただけませんか。

ちょっとしんどすぎて最後の医者の下りは何を言ってるのかわからないけど、慢性5月病患者の皆様。しんどいときは逃げましょう。5月病患者の方は私の統計によれば大抵が真面目な方々なので逃げても誰も怒りません。いや怒らせません。というか怒られないようにちゃんと逃げてください。私はちなみに逃げません。なぜならビビリだからです。

唐突ですが、これを書きながらやっと今年の目標を思いつきました。
来年は5月病を克服するです。いやもっと思い切って言いたい。
来年は5月になんか倒されねえ!!待ってろ来年の5月!!!!

時計を見たら15:34。
どうやらおやつの時間になったようなのでみなさん、おやすみなさい。


(私の絵心に関しては幼稚園で止まっているのでご了承ください)

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