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日常の中の映画 観るだけじゃない感じ方

「男子はなんでも集めたがる!」
女子からよく言われた
「そんなことはないよ、集めてないやい!」
酒ブタ、牛乳のフタ、メンコ、ベーゴマ、切手、筋消し、
チョロQ、ソフビの怪獣、ガシャポンの怪獣…
集めてた… 今はもう何も残ってはいません
集めてたという記憶のみ

映画をよく見るようになってからはその対象は
映画のポストカードに変わりました
まだ自由になるお金が少なかったので単価が安く手ごろでした
上映前の待ち時間にコンセッションに立ち寄り
ポストカードが刺さっている回転式カードケースを
ゆっくり回しながら気に入ったポストカードを選んで
購入するのが楽しみでした

レオンとマチルダ

いつの頃からか、コンセにポストカードが見当たらなくなりました
デジタル化の進展で映画に関する画像がインターネットで簡単に入手できるため、わざわざポストカードを購入する必要性が低下したとか、ポストカードは安価な商品であり映画館にとってはそれほど大きな利益を生まないので置かなくなったなどと言われています
私の映画館に足を運ぶ楽しみが一つ無くなってしまいました

いまでは私の中で貴重なものとなった映画ポストカード
手元にある約200枚のポストカードの中からチョイスして
フォトフレームに入れて飾って楽しんでいます
音楽が趣味の方がLPのジャケットを楽しむような感じでしょうか
ときどき入れ替えて気分転換をしています

シザーハンズ&ユーガットメール

最近は新しいポストカードが手に入りにくくなってしまったので
映画館に設置されている映画のフライヤーをもらってきて
好きなように切り張りして飾ることもし始めました
お金もかからずなかなか楽しい!

青春18×2 君へと続く道 / フライヤー+ポストカード+フィルム風栞

ポストカードを集めていて時々面白いことに気が付くことがあります
下の画像はあの超大ヒット映画「タイタニック」のポストカードです
大小ありますが、左の大きい方は昨年の2月にデジタルリマスター3D上映時に配られたポストカード、右はその25年前に初上映された際に購入したポストカードです。なにか気が付きませんか?
そうです、ジャックとローズの画像が反転しています!
「これって間違い?こんなことあるの?」
と思い、映画製作業界に身を置いている息子に質問してみました
息子の回答「理由は分からなけど、本編で船の画を反転させている映画だから、そういった意味のつながりが感じられて面白いね」
つまり間違いかもしれないし、今回の広報関係者のシャレとも思えるということでした

左2023年版、右1997年版

映画好きの方々の楽しみ方は千差万別
これが正解などというものはないでしょう
いろいろなこだわりや楽しみ方があり
それぞれがそれぞれのやり方で楽しい時間が
すごせていればそれでいいと思います

息子はこんなことで喜んでいます

食券番号“A24”

サウンドデザイナーGlenn Freemantleさんとのオンラインインタビューが
ある日の立ち食いそば屋の食券がこれ。ナンバーが“A24”
「映画の神様は洒落てるなぁ」としきりに感動してました
感動の“ツボ”は人それぞれ、十人十色、千差万別 色々あるから楽しい!
「シビル・ウォー  アメリカ最後の日」が楽しみです!

シビル・ウォーポスター



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