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327.「12星座」×「12ひめ」 新しいハミング4(乙女座×あめのうずめ)~二つの世界につながる~

ハミング4

〈母親の秩序やルールに守られた安心安全の世界から、解き放たれたとき〉
〈または、自分の秩序における安心安全の世界が、壊れたとき〉

どのような反応が生れるのか。
どのようにすればよいのか。

それらが、「神話」の中に描かれていることを、あらためて感じます。
ギリシア神話にも、日本神話にも。

***

(ホロスコープは「取扱説明書」)
(12ひめをひらき、むすんでいくことは、自分の真実に目覚めていくこと)

(本文より)

【はじめに】

【ふりかえり】
★浜田えみな(獅子座)
★天海舞蓮さん(くしなだひめ)

【天海舞蓮さんのハミング4 あめのうずめ】
★乙女座の神話とのハミング
★あめのうずめの神話

【浜田えみなのハミング4 乙女座】
★「取扱説明書」
★対面の星座
★インナーチャイルドカード

*******************

【はじめに】

天海舞蓮さんとの「12星座」×「12ひめ」=「宇宙」×「日本神話」の交換セッションは、【新しいハミング】と題して、星座の節目に沿って、1ヶ月ごとに行っています。

12ひめの講座は、命名言霊学協会 山下弘司先生によるものです。
星座の絵は、旅する絵描き 白澤裕子さんです。
ひめカードの絵は、大和田縁奈さんです。

【ふりかえり】

前回のセッションの最後に、コミットしたことについて、1カ月をふりかえります。
(前回のセッションの詳細は、ブログ記事「新しいハミング3」のリンクを、文末に掲載しています)

★天海舞蓮さん(くしなだひめ)

6くしなだひめ

セッションをする中で、両親からも、スサノオからも手をさしのべられ、愛され、守られ、助けてもらえて、一見、小さくて、かわいいだけの、ともすればズルイようにも思える、くしなだひめが、実はそうではなくて、「相手をよく見て」、「よりそい、いっしょにいる」ことで、「相手の潜在的な力を引き出す」ふるまいをしていることに気づいた前回のハミング

家族にとって、「お守り」のような存在でありたいと話してくださった舞蓮さん。

くしなだひめの神話を読み、お祀りされている神社にお参りをして、日々、「くしなだひめ」を意識をする中で、とらえ方が変わってきたことを、フェイスブックの投稿でシェアしてくださいました。(後日、ハミング3のブログ記事に「感想」として追記)

「何もできない子を演じる」という「封印」が、ほんとうの意味で解け、舞蓮さんご自身の本質が放たれる歓びに、つながっていることを感じます。

そして、舞蓮さんの中で新たに浮上してきた、「もやもや感」「葛藤」
「一番ほしいと思っていた状態」になっていることへの、気づきと感謝。
そして、次のハミングへ……。

★浜田えみな(獅子座)

しし座

(今、やらないでいつやるの?)
(創りたい。表現したい。手を動かしたい)
(宇宙からのエネルギーを受けることができる、この期間、自己表現と創造に関わることをしよう)

「創造性」「表現」「情熱」「賞賛」「評価」などのキーワードを持つ「獅子座」を支配する天体が太陽であり、私の太陽星座である魚座と、自己表現と趣味などをテーマとする5ハウスで繋がりがあることを、ホロスコープから教えていただき、ライオンズゲートを目前にして、やるなら今しかない! と、舞蓮さんの前でコミットしました。

そして、8月9日に、1月からやりかけていたフォトブックが完成。

ブログ記事 「なぜ表現するのか ~トモダチについて~」

私にとって、「創造」は「自分と繋がるグラウンディング」であり、「癒し」だと体感。

創作意欲が高まっている中、白澤裕子ちゃんと塔本シスコさんの展覧会に行き、絵を観た瞬間、子どものころに見えていた世界、行き来していた世界を、思い出します。

それを、絵で表現できるシスコさんに、とても刺激を受けました。

(子供のときの感覚を思いだすことが、自分の魅力を出していけること)
(子どものときのままの感性を使って、何かをやりたい)

そんな思いがあふれています。

(塔本シスコさんの展覧会については、文末にブログ記事のリンクを掲載しています)

【天海舞蓮さんのハミング4 あめのうずめ】

ひめむすびに使うカードは、10枚。
ファーストステージで引き出すのは、4柱のひめ神に象徴される魅力です。

日本神話に登場する4番から7番のひめカードを使い、毎回引いて、ひめ神と自分をむすんでいきます。

(むすぶとは、どういうことなのかは、「ひめカード講座の課題 たまきさんとの「ひめむすび」を参考にしてください → まとめ読み記事あります。)

「喜びの土台」として、ひらいて、むすんでいく四柱のひめ神。
「カードを引く」ことで、そのときにふさわしい、絶妙の順番が訪れます。
登場したひめ神は、舞台を降りないので、だんだん、ひめ神が増えていくイメージです。
 舞蓮さんの場合は……

「ひらく」ひめ神 ……7番 すせりびめ(ハミング1)
「ふやす」ひめ神 ……5番 おおげつひめ(ハミング2)
「みたす」ひめ神 ……6番 くしなだひめ(ハミング3)
「よろこび」のひめ神 ……4番 あめのうずめ(ハミング4)

コラボしている星座との連携が感じられます。

◆乙女座の神話とのハミング

乙女座の神話の登場人物は、

豊穣、農耕の女神である母 デメテル、
愛される娘 ペルセポネー、
冥界の王 ハデス

です。

「光」(デメテルとペルセポネーがいる地上の世界)と「闇」(ペルセポネーがハデスに連れていかれる冥界の世界)が、象徴的に描かれています。

神話を読み込むと、「光」と「闇」という二極ではなく、「光」の中にも「光」と「闇」の二極があり、「闇」の中にも「光」と「闇」の二極があることに気がつきます。

「光」は、地上の世界、目に見える世界。肯定できるもの。受け入れているもの。秩序と管理。顕在意識。

「闇」は、地下の世界、目に見えない世界、肯定できないもの。受け入れられないもの。混沌と自由。潜在意識。

豊穣と農耕の女神 母デメテルのいる地上と、冥界の王 ハデスのいる冥界を定期的に行き来し、どちらの世界でも愛されているペルセポネー。

どちらも認め、公平に受け入れると、「最強の愛」が完成することを、乙女座の神話は伝えています・

「闇」の世界に入ることが「通過儀礼」だとしたら、あまてらすの「天岩戸隠れ」は、それを象徴するもの。
「闇の世界」のあまてらすを、「光の世界」へ連れ出す「あめのうずめの踊り」は、その変容のヒントではないかと感じます。

◆あめのうずめの神話

4あめのうずめ

日本神話では、「天岩戸」と「天孫降臨」のシーンに登場するひめ神です。

「天岩戸」のシーンでは、オモイカネという知恵の神様の発案で、アマテラスがひきこもっている岩戸の前で踊り始め、神がかり的な状態に魂をゆだね、パッションのままに踊り続けることで、暗闇の世界に笑いの渦を起こします。

「天孫降臨」のシーンでは、天岩戸プロジェクトで功績をあげた、よりすぐりの神々たちとともにチームを組み、アマテラスの孫であるニニギノミコトが、地上へ降り立つ旅のお供に加わります。

一行が進んでいくと、行く手が怪しげな光に包まれているのが見え、光の主を探すよう命ぜられたアメノウズメは、ものおじすることなく、異形のサルタヒコに話しかけ、道案内の神であることを知ります
のちに、アメノウズメは、サルタヒコと結婚し、サルメと名のります。

***

エピソードから、ピンとくるもの、現状にシンクロしているもの、やっていきたいこと、思い浮かんだことなどを、舞蓮さんに尋ねます。

12ひめの神話は、私にとって、どれだけ伝えてきたか数えきれないほどです。
でも、そのたびに、初めての気づきがあり、新しいひめ神の魅力が開花します。

(その人の中に、その人だけの12ひめがいる)
(その実感と、セッションで逢わせていただける幸せ)

舞蓮さんにとって、「ダンスは、瞑想」なのだそうです。

自分と深くつながるツール。自分に気づくツール。

舞蓮さんは、「真実が知りたい」「本当が知りたい」という強い探求の思いを、新しいハミングを始めるときに、伝えてくださっています。

(12ひめをひらき、むすんでいくことは、自分の真実に目覚めていくこと)

【浜田えみなのハミング4 乙女座】

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★「取扱説明書」

乙女座のキーワードだけでなく、支配星(水星)や私の出生時のホロスコープの何ハウスにあるか(12ハウス)、どんな惑星が入っているか(天王星・冥王星・火星)、対面にある星座(魚座)など、出生時のホロスコープを見ながら教えていただくと、

(ああ、そうだったのか~)
(だからだったんだ~)

と納得することがたくさん。

自分の中の善悪。責任感。
正義だと思っていること。こうあるべきだと思っていること。
完璧主義なところ。
そうでなければやっても意味がないと思ってしまうところ。
誰もがそうだと思い込んでいるところ。
安心のために必要だと思っていること。
許せること。許せないこと……

舞蓮さんが作ってくださった資料を読みながら、それらが、出生時の惑星たちの配置によって、形成されていることがわかり、部屋の中に、重なり放題にちらかっていた洋服が、きちんとクローゼットの中に分類整理されて、すっきりおさまっていくような気持ちです。

(ホロスコープは「取扱説明書」)

そう感じます。

〈母親の秩序やルールに守られた安心安全の世界から、解き放たれたとき〉
〈または、自分の秩序における安心安全の世界が、壊れたとき〉

どのような反応が生れるのか。
どのようにすればよいのか。

それらが、「神話」の中に描かれていることを、あらためて感じます。
ギリシア神話にも、日本神話にも。

★対面の星座

うお座

「対面する星座」を意識して、受け取っていくと最強だと教えていただきました。
乙女座の対面は、魚座です。

子どものころから、現実の世界にいながら、物語や空想で、ファンタジーの世界を行き来していることも、「取扱説明書(ホロスコープ)」に書かれているとおり。

そのことを、ずっと「逃避」だと受け止めていて、恥ずかしさや劣等感があったのですが、

(そうではないかもしれない)

乙女座にある「火星」のキーワードが、いつも自分の中にあることに気がつきます。

〈あふれ出てくる想い 情熱 怒り 男性性のエネルギー〉

この1カ月にどんなことをするのか。

(二つの世界をつなぐ)

◆インナーチャイルドカード

最後に、星座と惑星に対応するカードの「キーワード」「問いかけ」「アファメーション」を教えていただきます。


乙女座のインナーチャイルドカード(白雪姫)

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「内なる豊かさに目覚める」というカードだそうです。
カードからの「問いかけ」の言葉が、あまりにもぴったりで、驚きます。。
アファメーションの言葉もすごいです。

「私は私を完全にする宝物を見つけます」

乙女座の支配星(水星)のインナーチャイルドカード(アラジンと魔法のランプ)

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「大きな可能性を見だす」というカードだそうです。

(自分の心の中を照らすランプが、点灯するのは、いつ?)

意図して、次のハミングまで過ごします。
次回は、9月22日。「てんびん座」×「このはなさくやひめ」です。

浜田えみな

新しいハミング1

新しいハミング2

新しいハミング3

塔本シスコさん展のこと

ひめカードを体験できるチャリティセッション募集中です!(残席2名)


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