見出し画像

274.ひめむすび First Stage ~喜びの土台~1 「ひらく」ひめ神

ひめむすび1 (1)

(原始のエネルギー)
(原始のリズム)

すべてのひめが、そのエネルギーで、リズムを刻んでいます。

まっすぐで、混じりけのない、純粋で、唯一無二の、何にも代わることのできない強さを持つ、基本のエネルギー。

それは、生まれたときに、私たちが持っていたものです。

(だから、響く)
(だから、届く)

素になって、無になって、心にまとった余分なものがはがれるタイミングで、がっつり、からだの真ん中に、とびこんできます。

〈思い出す〉

それが、〈むすぶ〉

(本文より)

**************

〈見出し〉
【喜びの土台】
【軸と車輪】
【たまきのことだま】
【ひらくひめ神・あめのうずめ】
【さらに、あめのうずめ】

**************
【喜びの土台】

今、山下弘司先生の「ひめカード講座アドバンス」の課題で、受講生同士で「ひめむすび」を実践中です。

2019年12月に、初めてひめカードと出逢ってから、再・再受講です。
常に内容が進化していることと、受講生同志で、「おとめ」から「ひめ」、そして「めがみ」へのプロセスを共有できるからです。

(真摯に、ひめ神と向き合う、みなさんのシェアが素晴らしい)

今期も、これまでの受講生や、モニターを受けてくださったかたのフィードバックにより、「ひめむすび」や「まなむすび」のセッションが、さらに、魅力を開花させやすいスタイルへと変遷しています。

「ひめ」という「ことだま」には、古代の日本人が「女性の中に見た魅力」が秘められています。

12柱のひめ神にまつわる神話とともに、和の叡智を学び、親しみやすい「ひめカード」を使って、それぞれが置かれている環境の中で、自分にできる方法で実践するレッスン……

「ひめむすび」は、毎回、「一遍のシナリオを受け取るよう」だと感じます。
引いたカードは、「ひめに出逢う扉」です。
ひめ神の演出で、そのひめの魅力を演じるステージが開幕します。

ふだんは、やらないことでも、いままで、一度も言ったことがない言葉でも、シナリオだから、演じられるマジック。

(女優のように)
(裏アカウントで、別人になりすますように)
(ひめ神の着ぐるみをつけるように)

自分の中にいるひめが、引き出されていきます。
そして、思い出します

(演じているのではないことを)
(記憶であることを)

ひめむすびに使うカードは、10枚。
ファーストステージで引き出すのは、4柱のひめ神の魅力です。

「4番 あめのうずめのみこと」
「5番 おおげつひめ」
「6番 くしなだひめ」
「7番 すせりひめ」

カードの順番は、日本神話に登場する順番です。
山下弘司先生は、「喜びの土台」として、このひめ神たちを選ばれました。

「ひらく」ひめ神
「ふやす」ひめ神
「みたす」ひめ神
「よろこび」のひめ神

この4柱のひめをむすぶと、「よろこびの土台」ができあがります。
おとめの土台です。
その上に、ひめの土台、女神の土台を築いていきます。

4~7番の順番でも、カードを引いて、神にゆだねてもかまいません。

受講生同士でセッションできるのが、本当に楽しみです。
自分の中にいるひめ神だけでなく、お相手のひめ神にも会えるからです。

しかも、日本神話を学び、ひめカードと共に生活し、対話し、内省され、アドバンスなステージを目指している仲間とのセッションです。

【軸と車輪】

昨年、LAS式ソウルコーチングを学び、「継続」コーチングを伴走させていただいたとき、「単発」のセッションでは体験できない、より深い場所から湧き出してくる願いや、ステージの上昇に立ち会えたことに、感銘を受けました。

「継続」には、駆動力が必要になります。
そのかたにとっての「軸と車輪」が見つかると、一気に加速が始まります。
「軸」を持ち、「車輪」をまわすことが、コーチングの鍵だと感じています。

私にとっての「車輪」は、名前のことだま®の「十年運気」であり、「ひふみの道」であり、「12ひめ」です」

十年運気の車輪で、毎年の行の学びをまわし、12ひめを車輪として、毎月のひめ神のチャレンジをまわし、古代数詞のひふみの車輪で、達成までのステップをまわす……。

山下弘司先生の「名前のことだま®」を学んでから、和の叡智が約束する法則のもとに、ひとつずつ確実に前に進むことを、実践しています。

「軸」は、テーマや目標。
そのときどきで、小さな軸でも、大きな軸でも、ふさわしいスパンで、「車輪」はまわります。

***

今回のアドバンス講座の最初に、受講生全員で、今回の講座をサポートしてくれるひめを、引きました。

(何を目指して、受講するのか)

今回のひめカード講座アドバンス講座を「車輪」として、たどりつきたい場所はどこなのか。
仲間や、モニターに協力してくださるかたと共に、どこに向かって進んでいくのか。
修了したときに、開花している魅力を、照らしてくれるひめ神です。

私が引いたひめ神は、「すせりひめ」でした。

7すせりひめ

火の神を生んだことで命を落としたイザナミを、黄泉の国まで迎えに行きますが、志を果たせず、失意と悔恨で、氣が枯れてしまったイザナギが、それを回復させるために行った、数々の禊の最後に生まれた、スサノオの娘です。

ひめカードでは、知恵と助言のひめ神とされています。

優しいけれど優柔不断で、自分では何一つ決めることも、行動することもできず、言われるままに従うだけのオオクニヌシから、すせりひめは、その知恵と助言で、スサノオも感服するような機転と行動力を引き出し、出雲の国を治める大君へと転身させた、あげまんのひめ神です。

駆け落ち同然で、根の国をあとにする二人に、スサノオから、はなむけの言葉と三つの宝物が贈られ、すせりひめ自身も、父からの自立が叶います。

このカードが伝える真意……

(いままで会ったことのないひめ神と出逢いたい)

わかったつもりになっている「思い込みの枠」をはずし、神話やエピソードを、ていねいに読み込み、さまざまな方向から、ひかりを当て、ひめ神を感じてみる。

(あたらしいひめ神に、出逢う)
(あたらしい、わたしに出逢う)

「ひめカード講座アドバンス」で、叶います。

【たまきのことだま】

ペアワークのお相手は……

ブレイクアウトルームの扉が開いた瞬間、画面に登場して、にっこり笑ってくださったのが、以前から、お話してみたいと思っていた、あこがれのたまきさんでした。

お互い、ことだま師®です。

「た」のことだまは、天と地を結ぶ御柱を立て、天からの流れを受け取り、地から湧きおこるものを返していく力。真の自立の力。

「ま」のことだまは、その人にとっての大切な真実を、認めて、伝える力。他者評価と自己評価の力。

「き」のことだまは、時間をかけ、成長して、人々の役に立つ力。大きな木の癒しの力。

たまきさんのお名前を声に出すと、

〈まっすぐに、天に向かって、伸びていく御柱の、ゆるぎないOKサイン〉

が響きます。

さらに、たまきさんの名前のことだま®から、受け取ったメッセージがあります。それは、

(男性性と女性性)

「た」と「き」は、古来日本では、男性の名前に使われ、男性的なはたらきを持つことだまです。

「ま」は、女性的なはたらきを持つことだまです。
ま行には、女性をあらわす「み」、男女のむすびをあらわす「む」、愛でて見守る「め」、母なる源泉の「も」があります。

男性性をあらわすことだまと、女性性をあらわすことだまの、しなやかさ、まろやかさ、たおやかさ。

12のひめ神の神話には、必ず、男の神さまが登場します。

イザナミには、夫イザナギ。
アマテラスには、弟スサノオ。
イチキシマヒメには、父スサノオ。
アメノウズメには、天岩戸開きプロジェクトチームのメンバー、岩戸前のギャラリー。天孫降臨で出逢う、のちの夫サルタヒコ。
オオゲツヒメには、スサノオ。
クシナダヒメには、父テナヅチとスサノオ。
スセリヒメには、父スサノオと、オオクニヌシ。
コノハナサクヤヒメには、父オオヤマツミと、夫ニニギノミコト。
イワナガヒメには、父オオヤマツミと、義弟ニニギノミコト。
タマヨリヒメには、姉の夫ヤマサチヒコと、その子供であり、後に夫となるウガヤフキアエズ。そして、後の神武天皇)

ひめ神の神話やエピソードを、「女性性」の側面だけでなく、その事象と対を成す「男性性」の側面から考察すると、その世界観が深まり、新たな気づきが生まれることを、4月に受講した別講座・「ワークショップ ~Womam~」で体験しました。

このことを、実践したいと思っていたのです。
たまきさんのお名前から、その調和と融合が実現できることを、予感しています。

(たまきさんとむすび、ひらかれていく12の魅力)

「ひめむすび」は、1番から10番までの10枚のカードを使います。
11番と12番のひめ神は、常に一緒にいて、意識して、使っていく力をくれます。
まず、「喜びの土台」を築くため、4番から7番のカードを使います。

たまきさんが、先に、私のひめ神を引いてくださることになりました。

【ひらくひめ神・あめのうずめ】

「喜びの土台」を築く、4番から7番のひめカード。

最初に登場するのは……

ひめむすび1 (1)

「わぁ、うずめさま!」

シャンシャンと鈴を鳴らして、躍り出てきたのは、「あめのうずめ」

(好きなことに夢中になって、渦を起こす!)
(暗闇の世界を光の世界に変える!)

などなど、今は、いつ出てきてくださっても、ウェルカムなひめですが、最初に出逢ったときは、

(無理!)
(ぜったい無理!)
(踊るなんて無理!)
(官能的なんて無理!)
(トランス状態なんて無理!)
(好きなことに夢中なんて無理!)

と、〈無理〉のオンパレードだった記憶が蘇ります。

どのひめ神にも、抵抗や葛藤が生れることがあると感じます。
トラウマのようなものにふれ、疼きや痛みを伴うことも、あると思います。

それが、溶けて癒えていく。
神話のエピソードやキーワードを通じて、ひめをむすぶことで。

(カードを引くたびに、出逢うひめは、繊細な層のように、続いている)

**********

(「あめのうずめ」とは?)
(次の一週間、あめのうずめをやるとは?)

すでに、むすんでいる、あめのうずめではなく、まだ、ひらいていないあめのうずめに、出逢いたいのです。

たまきさんと一緒に、あめのうずめの神話や、エピソード、キーワードから感じることをあげていきます。
テキストにも、キャッチーな言葉が用意されています。

そこから、何を受信するのか。
その場におりてくる、言葉と気づきとひらめき。
その場でだけ受け取れる、宝石のようだと感じます。

(まさにアルケミー)

「無邪気っていうのは、邪気がないってことだよね。邪気って、心配。だから、心配しない! 心配しなくていい!」

たまきさんが、そう言ってくださったとき、

(心配しなくていい!)

という言葉が、天啓のように響いたのです。
私は、どんなことも心配で、不安で、起こってもいない悪いことばかり想像して、そうならないように準備して、そのことに疲れる傾向があります。
この半年ほど、どうしても離れない、心配なことがありました。
でも、

(心配しなくていい!)

それは、なんて、「かろやか」で、「スピーディ」で、「素」で、「自然」なのでしょう!
そのエネルギーが、からだじゅうに感じられて、うれしくてたまらなくなったのです。

(一週間ならできる!)
(やりたい!)

わくわくでいっぱいになります。
そのあとも、あめのうずめのふるまいを思い出しながら、どんどん口に出しているうちに、

「笑われても大丈夫!」

という言葉が飛び出しました。

岩戸にとじこもったアマテラスが、顔を出してのぞきたくなったのは、「絶望と失意の底にいるはずの外の暗闇」から、「世界をゆるがす笑いの声」が響いてきたからです。

自分をとりまくすべての人に笑われても、「好きなことに夢中」になって、自分自身も「笑顔」で踊りつづけ、「世界を変える渦をおこす」アメノウズメの「悦び」、「愉しさ」、「幸福」

その渦を感じたとき、私のトラウマだった、

〈教室で、勢いよく手をあげて、自信満々で答えたのに、まちがっていて、ものすごく恥ずかしかった〉

という、根深い傷のような、小学校の教室がオーバーラップしたのです。

クラスのみんなに笑われて恥ずかしかったと思っていて(実際は、だれもそんなに気にしていない)、それ以来、無邪気に手をあげて発表することができないのですが、その気持ちが変わりました。

(笑いって、すごいことなんだ)
(笑いを起こすって、すごいことなんだ)
(笑いの中心にいるって、すごいことなんだ)

あめのうずめが、吹き飛ばしてくれ、とじこもっていた私の岩戸を、うち砕いてくれました。

(笑われても、大丈夫!)

記憶のシーンの中にいる「恥ずかしくて、縮こまって、うつむいている自分」が、「顔をあげて、みんなと同じように笑い飛ばしている自分」に置き換わり、「自分のことも笑える強さ」が、みなぎってきたのです。

(圧倒的な無敵感)
(まさか、「ひめむすび」で、長年のトラウマが解放できるとは!)

そのエネルギーで、一週間すごす!
がんがんいきたい気分です。

私が決めたことは、

・笑顔。
・返事はハイ(無理だと思うことも、いやなことも。特に仕事関係)
・心配しない。(特に家族関係)
・いつもとちがう自分をすごす。(行動するとき、いつもとちがう選択)
・笑われてもいい

シナリオを受けとります。
ぜんぜん、だいじょうぶな気持ちになっています。
あめのうずめの着ぐるみを着るように。

4あめのうずめ

(終わったとき、着ぐるみなんて着ていないことに、気がつくのです)

ひめカードは受け取り力。
その人が許可したぶんだけ、どんどんひらいていく。
ひらかなくても、OK.
気づきも、癒しも、訪れるタイミングがあります。

(ひめカード、すごい)
(2人でやると、2倍)

たまきさんのひめ神は、だれでしょう?

【さらに、あめのうずめ】

心を鎮めて、シャッフルして、たまきさんが選んだカードを、どきどきしながら表に返すと……

ひめむすび1 (1)

「あめのうずめさまー―――――――っ」

さらに、あめのうずめの世界観を、展開していきます。

(すでに、ひらいている部分ではなく、ひらいていない、あめのうずめをひらいていく)

すると、私とは別の、「たまきさんの中のあめのうずめ」が、登場したのです。
お話していると、どんどん、気づきや、メッセージがおりてきます。
その気づきや、メッセージがスイッチになって、さらに、展開していきます。

たまきさんのセッションの内容にはふれませんが、話しているうちに、

「心配しないということは、光が視えているってことだよね」

という言葉が、どちらからともなく出ました。

「光の中で踊っているあめのうずめのヴィジョン」が、いっぱいに広がります。

(あめのうずめは、暗闇の中で踊っていたのではなく、岩戸を超えて放たれる、あまてらすの大いなる光の中で踊っていたのでは?)
(あまてらすの本質に、チャネリングしているのでは?)
(あまてらすが、岩戸の中にいるとかいないとか、そもそも関係がなかったのでは?)

そう感じたとき、暗闇の中のあめのうずめの笑顔の意味も、世界を光に変えたわけも、繋がります。

(光は、光を呼ぶ)

あめのうずめには、枠や境界がないのだと感じました。

男とか女とかも関係がなく。
着衣であるとか裸であるとかも関係がなく。
闇も光も関係がなく。

(原始のエネルギー)
(原始のリズム)

すべてのひめが、そのエネルギーで、リズムを刻んでいます。

ひめマンダラ

まっすぐで、混じりけのない、純粋で、唯一無二の、何にも代わることのできない強さを持つ、基本のエネルギー。

それは、生まれたときに、私たちが持っていたものです。

(だから、響く)
(だから、届く)

素になって、無になって、心にまとった余分なものがはがれるタイミングで、がっつり、からだの真ん中に、とびこんできます。

〈思い出す〉

それが、〈むすぶ〉
ひらくひめにふさわしい、オープニングです。

たまきさんも、たまきさんのあめのうずめとともに、心がけることをリストアップされました。

イメージだけでなく、それはどういうことなのかという原因を手繰り、解決するためにできることを明文化されたので、現実的で、効果的です。
コーチングであれば、コーチから提案するところですが、その必要もなく、完璧。
見習おうと思います。

ちなみに、私が決めたことは、「小学一年生の宿題」みたいな内容ですが、たまきさんのものは、大人な感じです。
いま、ひらいているひめのレベルがちがうので、そうなるのだと思います。

同じカードを引いても、こんなにちがう。
いつまででも、話していられる。

(こんなに豊かなセッションを、それぞれのひめ神でできる!)
(すべてのひめをむすんだら、わたしたち、どこまですごいことになるの!?)

その予感で、わくわく。

(受講生全員が、やっている!)

その事実に、どきどき。

たまきさんとの「ひめむすび」を、連載します。
次回は、【~喜びの土台~2 「ふやす」ひめ神】の登場です。

浜田えみな

ひめ神さまは、原始のリズム

「ひめむすび」が気になったかたは、公式LINE 「じぶん温泉かけ流し」@922xqdmc に登録の上、コメントでお知らせください。

モニター募集のご案内は、「じぶん温泉かけ流し」で発信しています。

じぶん温泉かけ流し

公式LINE 「じぶん温泉かけ流し」@922xqdmc
https://lin.ee/C12gDIh


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?