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「憧れの存在」が私の原動力

私の今までの人生を振り返ってみると、何年かに1度、「憧れの人」が存在している事に気づきました。それについて振り返ってみたいと思います。

その1:「ヴァイオリンの先輩」

私は、中高一貫の女子校に通っていたのですが、そこには同じヴァイオリン教室に通う3年上の先輩も通っていました。
学校の後そのままヴァイオリン教室に通っていたのですが、レッスン時間の前か後に、いつも別室で練習している先輩のヴァイオリンの音色が聴こえていました。
自分の進度よりレベルの進んだ「ヴァイオリンコンチェルト」なんかを練習していたと思います。同じ箇所を何度も練習する姿を見て(ドア越しに)ストイックでカッコいいなぁと思っていたのを覚えています。
また、学校の体育祭では、陸上部でもある先輩は、いつもリレー選手としてクラスの代表として活躍していました。おまけに美人。憧れすぎて、遠くから声援を送るのが精一杯でした(笑)
そしていつしか、「将来、先輩と一緒にステージでヴァイオリンを共演したい」と夢見るようになりました。

その2:「音楽教室の先輩講師」

音大を卒業後、某音楽教室の講師として働き始めました。そこで、特にグループレッスンで「この先生のレッスンを見学すると良いよ」と言われるような「スーパー講師」みたいな先生がいました。年に一度講師コンサートがあるのですが、曲をコンサート用に編曲する時などに、私のような新人の意見も尊重してくれ、「こんなにすごい先生なのに、どんな人にも気遣いが行き届いて、その上演奏やステージ上の色々な事も完璧にこなすし、すごいなぁ…」と憧れの存在になりました。私だけでなく、幅広い年代の多くの先生に慕われていたと思います。
先生から学んだ事は、人と接する時の真摯な姿勢だったように思います。

その3:「音楽教育界の有名な先生」

出産を機に自宅の音楽教室のみの稼働とする中、個人的にセミナーへ通う中で出会った先生。まず、受けていて、2〜3時間があっという間に感じられるような、楽しい講座。知識量の多さにプラスして、いつもアンテナを立てて学ばれている姿勢を尊敬すると同時に、お茶目さが垣間見えるギャップがまた素敵な先生です。
先生から学んだ事は、何歳になっても好奇心を持ち、勉強し続ける事の素晴らしさだと思います。

まとめ

3人の、大きな影響を与えてくれた方を振り返ってみました。このnoteを書くきっかけになった人も、ここには書いていない憧れの人です。私は本当に人に影響されやすい人間だと思います。でもだからこそ、いつも素敵な人のそばにいて、成長していきたいと思っています。
そしていつか、自分も恩返しができるように、頑張りたいです。

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