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お弁当

今日のお弁当

5人の子供たちのお弁当作り、これで一旦終了です。

長女が保育園に入ったのが今から28年前。

保育園、小学校、中学校は給食があったから、遠足や学校行事、部活の試合の時と、たまにだから、張り切って作っていた。
子供もお弁当を楽しみにしてくれていたから、私もお弁当作りはワクワクしながら作って楽しませてもらっていました。

高校生になると毎日弁当。

実際毎日お弁当を作るとなるとレパートリーも底をつき、まぁいいか!!と、長女の時は冷凍のお弁当のおかずもバンバン使っていた。
「高校生なんだから、お弁当くらい自分で作りなさい!」と、娘に言ったりして、私が朝、仕事で早く家を空ける時は自分でチンしてお弁当を作っていた娘。部活は野球部のマネージャー。試合の時はお弁当を食べる暇がないからと、いつでも簡単に食べられる、おにぎりや菓子パン、をコンビニで買っていくことも多くて、コンビニにはお世話になりました。
高校を卒業する時
「冷凍食品って、美味しく無いんだよ」
そう言われて、ショックと後悔。
それ以後、長女のお弁当は作ることなくなったけれど、なるべくお弁当用の冷凍食品を使わないようにしようと決めました。

長男は中学を卒業したら寮生活になったので、お弁当を作ることはなかったけれど、久しぶりに帰って来た時は、好物をあれもこれもと作って食べさせていたのはお弁当を作れない埋め合わせだったのかもしれない。
最近、当時家に帰った時に食べたかったのは普段食べてる普通のご飯が食べたかったと聞いて、プチショック。でも気持ちは伝わっていたようです。

次女、次男は双子。
次女の高校は生活文化科、調理実習もある科なので、週3回、私が朝早く仕事に出かける時は娘が息子の分と、2つお弁当を作ってくれたので、本当に楽をさせてもらいました。
たまに姉弟喧嘩したりすると、自分の分だけ作ることもあったけれど。
私が作るお弁当は、揚げ物が中心。まだ、油を使う料理はハードルが高くて、娘の作るお弁当は炒め物と卵焼き、冷凍のおかずもたまには使っていた。
週に一度、娘が調理実習があってお弁当を持っていかない日もあって、そんな時は、私が二男のお弁当を作ったお弁当は、お弁当箱にご飯たっぷり入れてその上に肉を焼いて乗せる、ザ、男の弁当って感じ。

この二人は、私がお弁当を作った時は、必ず
「美味しかったよ、ありがとう」
と、言って空のお弁当箱を差し出した。
双子なので大変だと思われるけれど、この子たちは仕事で忙しくしている私をよく助けてくれて、お弁当も楽をさせてもらった。

この2人が高校を卒業すると、最後の5番目の娘のお弁当が始まる。
上のお姉ちゃんたちのように、女の子だから、お弁当作るのだろうと思っていたら、これが、まったく作らない。
チャレンジしたこともあったけれど、自分で作ったお弁当は不味くて食べられないと言うのだ!
他にも作れない言い訳は、進学コースの高校だから、朝課外があって、起きられないとかね。

2年生になると、いろいろあって学校に行けなくなってしまった。
今日は行けるかも!と、作ったお弁当を何度無駄にしたことだろう。
3年生の夏休み頃からようやく受験モードに入って(遅すぎだろ!!)毎日夜遅くまで塾に通うようになったから、朝もギリギリまで寝てる。
当然、お弁当を自分で作るなんてことは全くなくなった。
上の子たち、特に次女はお弁当を自分で作っていたから、文句が出るよね。甘やかせすぎ!!
うん、私もそう思うけれど、末っ子って、甘くなっちゃうんだよね。上の子達はみんな家を出ていって、ひとりっ子になってしまったから、つい、手が出せちゃう。
学校に行くようになったら、それだけで安心するのは親ばかなのは重々承知だけれど、お弁当を持って学校に行く娘の姿を見るだけで幸せなんです。


冷凍食品は美味しくないと言った長女は今仕事をしながら3人の子育て中。忙しい中、冷凍食品をほとんど使わずにご飯を作っています。

お弁当を作ってあげられなかった次男。結婚して、たまにはご飯を作ってるらしい、と、お嫁さんから聞いています。

自分のお弁当を作っていた次女、一人暮らしを始めてからも、お弁当を毎日作って学校に通い、今は職場にもお弁当持参しています。

双子の相方にお弁当を作ってもらっていた次男、今は就職してい一人暮らしを始めました。自分でお弁当を作って持っていっているようです。おかずはチンらしいけらど、卵焼きだけは作っているらしい。

さてさて、只今、大学受験真っ最中の末っ子の娘。

春からは一人暮らしの予定。
たぶんお弁当はっ作らないだろう……さて、どうなることやら。

そして、お弁当を作らなくても良くなった母も、夫と二人っきりの生活。
どうなることやら。

長きにわたったお弁当生活もいったん終了!!
寝坊して作れなかったとき、明らかに手抜きだろう!ってお弁当もあって反省と後悔も多いけれど、5人それぞれのお弁当を振り返ってみました。

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