春うららに愛をこめて

3月。もうすぐ春がやってくる。
大好きだけど、大嫌いな春。
別れと出会いの季節、なんていうけど、別れが苦手だ。
自分で決断して、自分を別れを選んでいるのに、こんなことうじうじいうのは大人げない。非常に。
分かってる。分かってるけど、子どもたちとの別れは寂しいし受け入れがたい。

たった1年、されど1年。
丁寧に、時には荒っぽくも築いてきた子どもたちとの関係性。
それが急に壊れてしまうわけではないけど、そばでみんなの成長を見守れないのはちょっと悲しい。
「自分で決めたことでしょ。大人の都合でしょ。」って子どもたちに言われたらまさにその通り。
いつもみんなには切り替え大事！って言ってるのにね。

転職して、初めましてのみんなには、前職とはまた違った経験をたくさんさせてもらった。
小学校1年生が多くて、「学校」という組織に所属するのも初めましてのみんなだったけど、コロナの影響で休校が続いて、4・5月はまるまる放課後デイで過ごしたね。
特異なこと、苦手なこと、やりたいこと、やりたくないこと…一緒にたくさん考えて経験して、一緒に成長してきたね。

チーム編成も変わって、スタッフも手探りなことが多い中で、信じてついてきてくれてありがとう。
わたしも、うまくいかないこともたーーーーくさんあったけど、毎日みんなを学校に迎えに行って、元気に帰ってきてくれる姿を見て、よしまた頑張らなくちゃ！って奮い立たされたよ。

みんなに教えてもらったことは、必ずや次の教室の支援にも活かして、よりよい支援を目指していくね。
支援に正解はないけど、新しい教室の人たちにも、みんなにも「あ、人に頼るのって悪くないな」って思ってもらえるような人、チームになっていけたらいいなって思うよ。

残りあと2週間、いつになったらみんなにも伝えていいのか分からないけど、1人1人に感謝の気持ちを込めて、日々の仕事に臨みたいなって思う。
自分で決めたことだし、新しいことに挑戦するのもわくわくしているから、決して未練がましいことにはならないように、でも自分の寂しいなって気持ちも大事にしながら頑張らなきゃーー！！

#子どもに教えられたこと