「今持っているものに、感謝する」とは

「今持っているものに、感謝する」

言いかえて

「持ち物を大事にする」

これって至極当たり前で、

目新しさも無く語られる内容ですが、

実際にそうできているか？

と問われると、そうでは無いことも多いのかなと。

例えば、今持っている服。

服を「大事にする」ということは、言い換えると

・その服が、服の価値を最大限発揮される

ということであって

・服がクロゼットの中で眠ったままでいる

ということでは無いのかな。と。

服の価値は「着られる」ことで初めて発揮されるのであって

「着られてない」服は、価値を損なっているように思う。

服は着られてこそ、初めてその価値を発揮する。

着られない服を、たくさん持っていても

適切な手入れをしない限り、

少しずつ劣化が進んで、

その間に着られるはずだったのに

着られないままに、ボロボロになってしまう。

それって、とても寂しくありませんか？

だから、そういったものは

手放してあげる。

そうすると、服は新しい持ち主に着られることができて

価値を発揮し始める。

手放した人は、残った服をより着られるようになり

残った服の価値を、より発揮させることができる。

「今持っているものに、感謝する」

とは、

自分の持っているものの価値を

最大限発揮させてあげることに

他ならないのかなと、

そう思いました。