【受験生必見】一日に勉強する教科を2,3教科に絞った方がいい理由
みなさん、こんにちは!ちえみりーです。
今日は受験生の時にやっていた勉強法の一つとその理由をまとめていきます。
そろそろ春から夏にかけて大学院試験や大学編入学試験の勉強が佳境に入るころだと思いますので、良ければ参考にしてみてください。
切り替えるために時間を要す
例えば、今数学の勉強をしていて、次に英語に切り替えようとしたとします。
今あなたの脳は数学の勉強のことで頭がいっぱいで、この前どこまで英語をやったか思い出すのに何分か時間を必要とします。
そしてその後忘れているところを復習して、、、。
一日にこれを何回もやっていたら、その分の時間を無駄にしてしまいます。その上、ああ、また忘れてしまったと何度も悔やむことになり、勉強のやる気を削ぎかねません。
これは仕事でも同じことが言えるかもしれませんね。
日があいても復習すれば大丈夫!
受験は何教科も勉強する必要があり、毎日または一日ごとに勉強しないと忘れてしまうと焦って、一日に何教科も舐めないとと詰め込んでしまうことがあるかもしれません。
みなさんは、エビングハウスの忘却曲線という言葉を聞いたことがありますか?
人間の脳はその日に学習したことを一日で7割近くも忘れてしまうという話はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
じゃあなおさら早く復習しないと!って思うかもしれませんが、下の図のように時間に対して線形に減っていく(負の比例)わけではないのです。
つまり、1日後も1週間後もあまり変化しないということです。
余談
誤解を招かないように説明しておくと、縦軸は記憶量ではなく節約率という要素です。節約率とは同じものを覚えるためにどれくらい時間が節約できるかという割合を示します。
正確にいうと一日後に約7割忘れるというのは正しくない表現のような気もします。
きっと記憶量を計測するよりも、定着するまでの時間を計測して節約率として評価する方が容易であったのでしょう。
エビングハウスの著書より、このような対数などを含んだ複雑な数式でこの曲線は表現されています。(Wikiより)
本題に戻ります。
次に下の図のようなグラフを見たことはありませんか?
これは端的にいうと、復習を繰り返すことによって早く学習することができますということを示しているのですが。
赤の線は一回目の学習。緑の線はそれぞれ二回目以降の復習に関する忘却曲線です。
つまり、2回目以降は節約率の減少が緩やかになるので、日を大きくあけても大丈夫ということです。
きちんと複数回復習すればの話ですが。
さいごに
受験勉強の時間は長いようで意外と限られています。
限られている時間を有効活用して、後悔のないように本番に挑んでください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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このページでは主にうつ病療養中である私の体験をお届けしています。
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