見出し画像

この世で1番美しい

私は自分の顔や体を見られない時期が今までに何度もあった。

理由は、太って、醜い自分の姿を見ることが苦痛で仕方ないから。
鏡があると分かっている所では、下を向き、トイレの前にある鏡も見ないように下を向く。

友達にも顔を見られないように帽子を被り、その上からフードも被って、下を向いて歩く。

いつか、帽子もフードもしないで、前を向いて歩ける日が来たらいいなと願いながら。

スマホの中では、きれいな女優さんやモデルさんの写真を見て、いつか自分もこんな風にあか抜けた洗練された女性になるんだと願いながら。

そして、その「いつか」を手に入れる為に多少の空白の時間が生まれてしまいうことも認めながら。

「今できることはなに?」「この今のからだで出来ることってなに?」

顔も嫌い、体も嫌い、そんな自分ができることってなに?
必死に考えた結果、「ことば」しかなかった。

今感じてることを「ことば」を使ってしか、世界に伝えることができないけど、でも続けてみようと思う。


いつか写真もだせたらいい。その時がきたら、もっと表現の幅は広がるし、注目も得やすい。

私が言いたいことは、自分の体って神秘的で受け入れられればとても心地よいものとなり、自由な気分になれること。

私の目標は、自分の体を受け入れて、ありのままを愛せたら、素っ裸の自分を愛せるようになること。

理想の体は日々変わることもあるけど、将来の自分が満足してくれればそれでいい。

生きていく上で、自分に対する心地良さは大事だと思ってる。
それを追求したいって思ってるんだよね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?