余は如何にしてついたての虜となりし乎(2)~初段から三段まで~
時として、昔つけた日記を見直すことがあります。
出来事や心情が克明に記されている日もあれば、ぶっきらぼうな日もあります。何も書いていない日もあります。
かつての言葉には情緒纏綿たる雰囲気があり、気恥ずかしくなることも少なくありません。ただ、読み終えると、清涼感あふれる思いに包まれます。そして、記録に残しておいて良かったな、と思うのです。
ことついたて将棋においても、等身大の自分の姿を書き留めておくことが、いずれ私の糧になると信じてやみません。
さて、前回の続きです。