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「焼き立てフィナンシェ」バターへのこだわり

エミリーフローゲは1980年にオープンしました。
その時から「フィナンシェ」はエミリーフローゲの顔として販売を続けています。フィナンシェの美味しさは新鮮なバターとアーモンドの香りです。

エミリーフローゲのフィナンシェは私自身小さい時から食べていた思い出の味です。外はカリッと中はジュワッと甘さが広がる感じが大好きでした。

今回のリニューアルにあたり「焼き立てフィナンシェ」は、より素材と出来立ての美味しさを引き出せるように何度も試作を重ねながらレシピをイチから作り上げました。

フィナンシェ ブーレ

「焼き立てフィナンシェ」で一番こだわっているのはバターです。
フランス産のパンプリーというAOCバターを使っています。
AOCとは「Appellation d’Origine Contrôlée(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)」の略称で、「原産地統制呼称制度」などと呼ばれているフランスの制度です。その土地の風土で作られたものだという証明です。(製造地域や原料、製造工程などの規定を満たした商品にのみ付与する認証)

パンプリーバターとは、有名なエシレバターを作っているフランスのエシレ村の隣にある小さな小さな「パンプリー村」で作られています。

Pamplie

この地域の特徴は恵まれた気候と良質な土壌にあります。
冬場にも放牧ができる穏やかな気候であり、放牧期間が長いことから牛たちのストレスなく育ちます。ストレスなく肥沃な土地で育った牛たちのミルクは味わい深くコクがあり、良質なバターになります。
搾りたてのミルクの新鮮で上質な味わい、伝統的な製造工程で生のクリームから2時間かけて作り上げるので手作りの懐かしい風味が味わえます。
また、土壌の影響でほのかにノワゼット(ヘーゼルナッツ)の香りが加わります。
フランスのバターでAOCに認定されているのは、「エシレ」、「レスキュール」、「イズニー」、「セーブル」とこの「パンプリー」の5つのみです。

焼き立てを口に入れたとき、ふわっと香るこのバターの風味は他のバターでは出すことができません。
「焼き立てフィナンシェ」は、11:00と14:00に焼き上げています。
材料によってここまで味わいが変わるのかという違いを体感していただけると思います。
フランスで丁寧に伝統を守りながら作ってくれている職人さんの思いを乗せて、その味わいを最も美味しい状態でお客様に感じていただけるように焼き上げていますので是非食べてみてください。

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