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自信のない親が自信のない子供を育てる連鎖


自慢する人って
よっぽど自信があるんだね!
って思ってる人多いんだけど


あれ逆で
自信がないから自慢したり
マウント取ったりしてるんだよね。


それに気づかないで
キィーーーーッ!ってなってるの
なんか意味ないというか
何というか…


まぁ、同じ土俵にいるのだけど。



その意味不明なマウントに撃沈して
自分なんてトホホ… ってなってる人
がいるのも事実だよね。


私の母は幼い頃から
実の母(私の祖母)から見た目を
ディスられてたらしく


いつも祖母の容姿と
母の容姿を比較されて
劣等感を感じていたらしい。


祖母は若い頃は美人で
写真屋さんに街で声をかけられたり
引く手数多のモテ女だったみたい。


手先も器用で
洋服も着物も作れたり
日舞に琴など芸事も達者。


そんな祖母は不器用な母に対し
何で私に似なかったのかねぇ?
とよく口にしていたらしいの。


母は祖母のことを
よっぽど自信がある人なんだ!
って思ってたみたいだけど


私からしてみたら
自信がある人が何でコテンパンに
人のことやっつける必要がある!?

と疑問だよね。


私はすごいよ!でもあなたは違うね!?



って本当に自信があるやつが言うか!?
って思うんだけどね。笑


きっと祖母も母と比較することで
何かしらの安心を得てたんだと思う。


比較して自分が上だったら
なんか安心するものね。


そんなわけで、私の母は
自分は容姿が悪くて不器用で
料理とか洋裁とか女らしいことは
何一つ上手くできないと思い込んでいる。


私から見たら
見た目もいいし、料理も作れるし
子供の頃とかミシンで体操着入れとか
雑巾とか作ってくれてたし…


えっ!?どこが…?
って感じなんだけど
自分だけは自分のことを
認められないのが人間だね。


祖母が自分に自信がなかったように
母もまた自信のない大人になった。


そして
それは娘へと受け継がれていく。


親からされて嫌だったことは
絶対に自分の子にはしたくない!
という誓いも虚しく


なりたくない!と反発する限り
なりたい自分から遠ざかるのが摂理。


この連鎖を止める方法が
たった一つだけある。


それは
自分が自分を愛することだ。


自分を愛した分だけ
他人を愛せるのだから


自分を嫌いなままでは
子供も孫も本当の意味で愛せない。


心配とか干渉というのが
愛だと思い込んだまま
親にされたことを子供にするのだ。


自分を愛した分だけ
自分を許した分だけ
他人を愛し許せるの。


自分のいいところ見つけたり
素敵になったり、褒めたり…
それもいいけれど


自分のダメなところを愛し
素敵じゃないとこを許していく
こっちの方がもっと大切。



こんな私でもいいんだ!
そういう気持ちが自信になる。


比較の世界から抜け出し
私はこれでOK!あなたもそれでOK!
そんな世界がはじまるよ。


最後までお読みいただき、ありがとうございます♡