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自分を好きになりたい時に知っておきたい大事なこと


自分を好きになりたい!
と思ってる人はまだいい方で



多くの人が
自分のことが好きではない
ということに気づいていないと思う。


私は自分のことが嫌いということに
ずっと気づいていなかったし



自分のことが好きって人は
どこかナルシスト的な感じもしてた。


ただ、自分嫌いこそが
生きづらさの根本原因だったりする。



自分のここが直りさえすれば
もっと自分を好きになれるのに…


そんな風に思ったことは
数え切れないほどである。


顔のむくみさえなければ
ほうれい線がなくなれば
もっとおっぱいが大きければ


もっと社交的だったら
もっと体力があったら
もっとやる気があったら


そしたら
私は素敵で輝いた女性
になれると思っていた。


その時はじめて
自分を好きになれるのだと思った。


だから私は自分を好きになる
努力が足りないんだと思った。



美容も健康法も大抵は長続きせず
いつもの私に戻るのがオチだった。


趣味も勉強も続かない
何をしても中途半端。



自分を好きになるなんて
到底無理だと思った。


だって、越えなければならない
ハードルがたくさんあり過ぎる…


だけど、本当は違った。


自分を好きになるということは
苦手を克服することでも
見た目を磨くことでも
キラキラした人生を送ることでもなかった。


ポジティブになることでも
明るくなることでも
元気になることでもなかった。


それをすればするほど
自己否定が強まることを
私は知らなかった。


私がしなければならなかったのは
自分がどんな自分を嫌っているのか
に気づくことだった。


私には嫌いな自分がたくさんいた。



臆病な自分
退屈な自分
中途半端な自分


ダサい自分
傲慢な自分
体力のない自分


数え上げたらキリがないけれど
私は頑張ることもできない
中途半端で弱くてカッコ悪い
自分になるのが嫌だった。


そんな自分にならないように
私は必死でカッコつけて生きてきた。


頑張って、逃げないで、負けないで
泣かないで、怒らないで、辛抱強く
いつも笑顔で前向きで…


そのどれもが自己否定からきてる
行為だと知った時


私は素敵な自分になるためではなく
素敵じゃない自分から逃げるために
たくさん行動を起こしていたことに
気づいた。


そんなダサい自分になりたくない。
そんな惨めな自分になりたくない。


だから私は自分の描く
カッコイイ自分像に向かって
走って来たのだ。


カッコ悪い自分を否定しながら。


カッコ悪い自分になりたくない!
とずっとカッコイイ自分を求めたけど


本当にしなければならなかったのは
カッコ悪い自分を認めることだった。


時にはカッコ悪いし、時には弱いし
時にはダサいし、時には惨めで


時には自己中で、時には傲慢で
時には冷たくて、時にはいい加減な



そんな自分も
自分の一部だと認めることだった。


自分の中にある光だけを愛する時
人は自分のことが嫌いになる。


多くの人がこれをやっている。


ポジティブな面だけを愛する時
自分の中にある闇の部分が否定される。


自分を好きになるということは
自分の中の光も愛し、闇も愛すること。


こんな自分は絶対嫌だ!!!!
という部分を受け入れること。





受け入れようとするのは
コントロールになるので



どんな自分になるのが怖いのか
それに気づけばいい。


明るくなろうとしなくていいし
可愛くなろうとしなくていいし
輝こうとしなくていい。


暗い自分でもいいし
可愛く思えなくてもいいし
輝いてなくても大丈夫。


そんな所もあっていい。


自分を好きになりたい時
もしやるべきことがあるならば


なりたくない自分に気づいて
ダメな自分になってみること。


どんな感情を感じても
許してあげること。


そうやって少しずつ
素敵だから好き!とかではなく



素敵でも、素敵じゃなくても
どちらの自分でもOKだよ〜
と自分に優しくなっていく。


好き!すら超えた「受容」こそ
自分を愛することかと思う。


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