映画レビュー【岬の兄妹】
210220(作品:2019年/日本)
田舎に住む兄と妹が、問題を抱えながら生きていく話。
足に障害を持つ兄が、ひょんなことから、妹を売春させる仕事をしはじめる。
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観た後はどんよりが続くんだろう、と覚悟を決めていた。
が、思ったより爽やかだった。
そして残念な気持ちにならなかった。
テーマは重いし、受け流せないけど、特に主役の俳優さんの演技が爽やかに見えて、辛くなかった。
風景は昭和が残る港町。
実家を思い出して懐かしくなった。
そういえば、うちの両親も金銭的な問題を長く抱えている。
早く自己破産すればいいのにとか、家を売ればとか思ってた。
けど、現状維持しか見つからない、
今を変えるのが面倒で
それしかできない人達はいるのだ。
結局やっぱり、
その先を変えるのは、自分の行動を変えるしかない。
よくもわるくも、自分で決めて、進むしかないのだ。
※あくまでも個人の感想です。ご了承ください。
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