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三択の原点 ~母の言葉~

アラフォーを過ぎた私のモットー。

それは常に三択をすること


今日はその原点のお話。。。


10代のころ、私は母にこんな話をした。

「私、お兄ちゃんが欲しかったな…」

母は答えた。

「それは無理よ。だってあなたは私の第一子なんだもの。」

「あなたがたとえ男の子だったとしても、兄弟は妹か弟だけよ。」

私はその答えに度肝を抜かれた。

母はもちろん事実を言っただけ。間違ってない。

もちろん私だって無理なことは知っている。

でも私は私を中心に物事を見ていた。

だから2番目に産まれる権利だってあると思っていた。

でも、母は私のことを自らが産んだ1人目の子供として見ていた。

母は母の目線。母にとって私は母が初めに産んだ子。


「世の中にはいろいろな人がいるのよ」とか

「相手の気持ちを思いやって…」とか言われながら生きてきて

本当の意味で自分と他人の違いに気づいた瞬間だった。


私は私の目と脳を通して物事を見ている。

相手は相手の目線で物事を見ている。

テレビ番組のように相手の目線をカメラで見ることはできるが、

それはあくまでも私の脳が相手の目線を見て考えたり思ったりしたもの。

本当の意味で相手の状態にはなれない。

自分が得られるものは本当にわずかしかない。

だからこそYesNoか、やるやらないかなんて狭い見方じゃなく

大きく大きく、無理にでも三択肢を作って物事を考えていきたい。

それによってもしかしたら少しだけ違う世界が見えるのかもしれない。

…だといいなと思う今日この頃。


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