秋の夜更け、画用紙を切ろうとしたら
カッティングマットの上に、紙を置いてみます。
切るべき紙は、マットの幅に対してやや大きいようです。
マットの上の紙をずらしながら切るしかないけど、多分上手くいかず、切れ目がつぎはぎになってしまうな。
もちろん、一気に切ろうとすれば、マットが足りない分下の台を傷つけてしまうし。
つらつら考えて、あ、と気がつきました。
マットを、紙に対して斜めに敷けばいいんだ。
なんとなく、紙とマットは並行に置くものだと思い込んでいたけど、マットを対角線で使えば、辺より長いものだって載せることができるじゃないか。
果たして、斜めのマットは、紙の幅を十分にカバーしてくれました。
おかげでわたしはカッターで、のびのび一直線を引けたのです。
ささやかなひらめき。
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