【創作詩】雨の降る日にバラを
雨の降る休日
グラスには一輪のバラ
あなたのいない日々に
ぼくは、ギターをつまびいて
きみが出ていく
灰色の日々がくるまえに
あなたの白い指が
ぼくの腕に止まっていたんだ
じっと小犬のように見つめるきみは
いったい何をいいたかったのか
すずかけの木漏れ日が
キラキラと金の砂をふりかける
すずかけの木漏れ日が
キラキラと悲しみのしずくに変わるまえに
「今」が、ゆめまぼろしと変わってくれるように
トップ画像は、大塚裕人: ゆうさんの
「【詩】ほんとうの「頑張る」」です。
ありがとうございます。
©2024.4.24.山田えみこ
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