人口80億を超えた地球で生きること
地球の人口が80億人を越えるとき、地球はこの次元においての未来を人間と協調してやっていくのか否かを決めるといいます。そのフェイル・セーフのようなラインを、地球は昨年(2022年11月)にとうとう越えました。
私達は地球が何をどう決定するかに関わることができるとも言えますし、できないとも言えます。現実的には、先日起こったトルコ・シリアにおける巨大地震のように、すでに地球は動き始めてしまっています。
パンデミック、第三次世界大戦に一触即発の状況、頻繁に起こる自然災害、大地震・・etc. 半世紀以上生きた私が子供の頃に読んでいた終末期を描いたSFと同じような状況が、私達の現実として今目の前にあります。
しかし、もう気づいている人もいると思いますが、私達が体験している現実は実にさまざまです。災害によって住むところを失い、寒空の下で凍えている人もいれば、バレンタインデーのお菓子を作って、愛を分かちあう幸せを味わっている人もいます。
SNSなどで悪意をまき散らすことで憂さを晴らしたり、キラキラした自分をアピールして内なる悲しさを押し隠している人もいれば、今自分にできることを粛々とこなして未来への希望をつないでいる人もいます。
私は世界をのぞき見するような感覚で、時々ニュースサイトのコメントなどを読むのですが、ヤフコメが代名詞の悪意をまき散らすようなコメントもとても多いですが、同時に他人への慈愛と共感と励ましに満ちたコメントを真摯に書いている人もたくさんいます。
その昔、私に宇宙の理を教えてくれた師は「この世界は悲しみのディズニーランド」と表現しましたが、同時に「愛と喜びのディズニーランド」の世界も存在するのです。
世界は真っ二つに分かれているように見えているし、実際そうなりつつあるのですが、実は人はどこに住むかを選べます。
つまり、「悲しみのディズニーランド」も「愛と喜びのディズニーランド」も、それを欲する人達の世界に現れます。なぜなら、ディズニーランドは望んでそこに行く場所でしかないからです。
悲しみや苦しみを体験したい人は「悲しみのディズニーランド」へ。人々と喜びあい、愛を分かち合いたい人は「愛と喜びのディズニーランド」へ。どちらも、自分がチケットを買って、自分の足で入場していくのです。
どちらが良いとか悪いとかではありません。どちらが上とか下とかでもありません。ただ私達は体験したいことを体験できるクリエーター(創造者)であると知るだけなのです。
そして、地球にも意志があり、実際そこに住む私達に影響は及ぼされるのですが、そこでどう生きるかは私達が選ぶことができるのです。
地震の起こる瞬間にその場所を離れているという選択もできるし(無意識レベルで)、たとえ遠くない未来に地球が人間を住まわせることができない環境になったとしても、私達は肉体の次元を上昇させることで地球に住み続けることもできます。
つまるところ、私達はとことんクリエーターなのです。私達が「どう在るか」を選ぶことで、私達の現実はそのように目の前に展開します。
あえて制限のある人間と言う形態に入ることで、私達はこの地球上で肉体を持って生きるというゲームを楽しんでいるといいます。私達は更に、「集団で生きる」というもう一つのゲームに、個人の「生きる」を絡ませてもいます。
大きな災害などが起こるときは、そのもう一つのゲームに心を向ける時なのです。苦しみや悲しみが津波のように押し寄せてくるときに、私達は「調和」というバランスをそこにもたらすことをしたいと願ってここにいます。
怖れは愛の欠如でしかありません。だから、欠けたものを満たすこと、ただそれをすればよいのです。まず自分自身を愛で満たし、それを必要としている場所に注ぎ込む。そのイメージを意識的にすることで、現実の世界でもそれが起こります。
実際のボランティアや募金も、もちろん素晴らしいことです。なぜならそれは、愛が形をともなって動くエネルギーであるから。できるなら、愛のみでそれを為している団体を通して行動することが好ましいでしょう。
ザ・グループは、今年はとても重要な年になると伝えています。2023年3月24日から8月27日の間、ポータルが開くということです。宇宙のエネルギーが大量に降り注ぐようなこの期間に、私達がどう在るか、それによってこれからの地球も変化するでしょう。(※ポータルに関しては、また詳しい情報がやってきたらシェアします)
今の巨大地震のようなものが起こって、多くの人があちらの世界に移行する(亡くなる)ときは、ホーム(あの世)への道筋がぽっかりと穴のように大きく開き、それによってこちらの世界も影響を受けるといいます。
現実とあちらの世界とのエネルギーが混じり合うような不安定さは、エンパスと呼ばれるエネルギーに敏感な人達に動揺をもたらすことも多いでしょう。
自分の中でバランスをとるようにして下さい。自分自身を愛で満たし、それを必要な人と分かちあうイメージを持って下さい。自分の中から溢れる愛の光が、それを必要としている人のところに流れ込むようなイメージワークをすることで、それは現実に起こるのです。
悲惨な映像を見ることで、悲しみに同調するのではなく、苦しんでいる人達にただ愛のエネルギーを送って下さい。それは決して絵空事ではなく、実際に現実が動くのだということを知って下さい。その上で、身体を使ってできることをして下さい。救助や復興のためのお金が、でき得る限りで効果的に届く寄付先を探すことも、その一つです。
これから起こってくるたくさんのネガティブな現象によって、暗い想念を取り込むのではなく、そこに光をもたらす思考を採用し、自分の世界を創って行って下さい。
私たちはパワフルなクリエーターです。そのことを決して忘れないでいて下さい。