HSEの景色_HSPの特徴～深く処理する・考える～

はじめに

HSPには、DOESと呼ばれる４つの特徴があります。

武田友紀さんの『繊細さんが「自分のまま」で生きる本～繊細さは幸せへのコンパス～』では、HSP気質の根底に存在する特徴（DOES）のうちの１つを、Depth：深く処理する（深く考える）として取り上げていました。

本の中から文章を以下に引用させていただきます。

・D | 深く処理する（深く考える）Depth
　様々なことを瞬時に感じ、他の人が通常考えない深さまで考える。複雑なことや細かなことに目を向け、表面的なことよりも本質的なことを考える傾向にある。

普通に生活する中でも、自然と、無意識に色々と気になります。

具体的なエピソードでお話しますね。

深く考えた体験談

例えば、夜景を見ているとき。

今これを読んでくださっているあなたは、夜景を見るときにどんなことを思い、考えますか？

何も考えない、と言うのも１つの意見だと思います。

ちなみに、私は以下のように考えます。

残業している会社員の方、
今この時間に働いている方が
こんなにいるんだ…。

この電力って、どんな方法で発電されたものだろう、
電気の使いすぎには注意しないと…。

このような感じで思考を巡らせます。

もちろん、光がきれいだなとも思いますし景色も楽しみますが…。

振り返ってみると、「深く処理する・考える」というHSPの特徴に当てはまるのかも？と思います。

最近なら、Amazonのコマーシャルです。

2000円以上で通常配送料が無料になる、ということをPRするCM。

そこで、壁に落書きをしている子どもを横に、帰宅した母親がアマゾンのページを見て「嘘でしょ、めっちゃお得！」と言うもの。

ここの何が気になるかって、お母さんが玄関のドアを閉めないんです！

次にこのCMをご覧になるとき、このことを頭の片隅に置いて見てもらいたい！

自動で閉まるようなドアでもなさそうで、半開きのまま靴を脱いで部屋に入っていきます。

これを見たとき、私は、

「なんでドアを閉めないの？！」
「閉めるのを忘れちゃってる？！」
「というか、鍵かけないの？！」

と思いながら見ています。笑

すごく不思議に感じました、今もそうですが…。

おわりに

このように「深く処理する・考える」ことが、自分にとって通常なので、HSPについて知っていく度に、これが当たり前ではないということに驚きを感じます。

当たり前のことですが、自分の感覚が全員同じというわけではありません。

有り難いことに、家族は私のこの感覚をバカにしたりせず、興味を持って話を聞いてくれます。

時には共感してくれることもあるため、家族もHSPなのかな～と考えますが、そこにこだわる必要もないと思うので、単純に、話を聞いてもらえて嬉しいと受け止めています。

人と違う感覚、いわゆる普通とは違う捉え方。

それを、たまに「変わってる！」「変！」と言われ、多少なりとも傷ついた経験があります。

その瞬間はショックを受けますが、心に余裕がある状態で後から振り返ると、冷静になり、言われた“言葉”だけでなく、相手が言いたかったことをある程度考えられる気がします。

自分と違う、というだけで、「変」という言葉を言うなんて…とは思いますが、もしかすると自分だって知らないうちに相手を傷つけているかもしれない。

そんなことを心に留めつつ、日々を過ごしていきたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

またいつか、読んでもらえたら嬉しいです！

HSPの特徴・DOESの関連記事について、以下に挙げます。

もしよろしければ、読んでください～。