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真面目な人や正直者はバカを見るというより、そうでない人に利用される。
タイトルの通りです。
それを実感する出来事がありました。
今まで、グループで取り組むことがあれば率先して仕事をこなしたり、グループのために何か出来ないかと考えて行動するのが当たり前でした。
特にここ数年は、そのような傾向が強かったです。
係を決めたり仕事を割り振るとき、「私、やります!」と言えば悪い気になりません。
だから、リーダー決めなどで話し合いの空気感が重かったり、何となく誰かやってよ感があると、「私、やりますよ」と言っていました。
このどんよりとした重たい空気感が苦手でしたし、リーダー決めよりもやるべきことがあると思う機会が多かったので、話を進めるべく引き受けることもありましたね。
でも、自分が疲れやすかったり、考え込みやすかったり、不器用だと認識し理解するようになってから、このまま「私、やります!」発言を続けていたら潰れるな…と。
引き受けてばかりは楽でした。
「私、書記やるね!」
「誰もいないなら、やりましょうか?」
「リーダー、やります」
「資料ですよね、作れますよ」
正直、こう言っていれば楽でした。
役に立てている気もしました。
私がそう言ったあと、他の人から「ありがとう、助かる!」と言われるのも嬉しかった。
必要とされていると思って、それにどこか酔っているような気持ちにもなったり。
話し合いの司会やグループのリーダーになってからも、みんなの顔色が気になって、新たな仕事の係を決めるときの雰囲気や空気感で、また「誰もいないなら、私できるよ」と言っていました。
そして最後、本当に手が回らなり、ミスをしてしまった際には、なぜ他の人に頼らなかったのか、1人で仕事をしたのか問われました。
でも、その通りです。
痛いところを突かれて、何も言えませんでした。
自分で出来ない範囲まで引き受けるなんて。
否定したり、断るのって、すごく苦手。
だって、怖いんだもん。
でもね、ようやく「私、色々と引き受けすぎてない?やりすぎてない?」と、もう1人の自分が声をかけてくれるようになりました。
というか、そうやって考えられるようになりました。
そのグループや他の人は、自分が仕事を引き受けるだけの価値があるか。
断ったり、出来ないと言うときは、伝え方や言葉を工夫してみる。
自分はやりすぎていないかどうか。
昨日は、記憶にある限り初めてと言って良いほど、理性的に判断して「出来ません」と言えました。
対面での活動が減っているからこそ、チャットというオンラインのコミュニケーションだから言いやすかったのかもしれません。
今回は授業の一環で、グループごとに発表を行うものでした。
初対面ではないものの、親しく関わったことはない人が多く、打ち合わせ時間も短かったのでコミュニケーションには苦労しました。
案の定、最後に誰が発表を担当するかの話でなかなかまとまらない。
資料は、グループの中で唯一いた友人が作成してくれたおかげで、それを読み上げれば大丈夫なくらいでした。
グループ活動の中で、私は授業内の進捗報告発表をしたり、資料作成を担当したこともありました。
発表者が決まらない感じも嫌で、今回の発表をやってもいいかなと思いました。
でも、これまでに係や仕事を担当していないメンバーがいるのも事実。
打ち合わせを行う授業日に欠席していたり、資料作成や進捗報告発表などの仕事を担当しなかった人もいました。
(そういう人が自分から「やるよ」と言ってくれれば、こちらは悩みませんが…。)
色々と考えてみて、
『最終的に誰もいなければやっても良いけど、授業内での報告発表や資料作成もやったので、誰かやってくれたら嬉しいです』
と、このように言うことが出来ました。
私としては、これは大きいことです!
いつもなら、引き受けていました。
少しずつ、変わっていこう。
さて、最後に記事のタイトルへ戻ります。
真面目な人や正直者はバカを見るというより、そうでない人に利用される。
今回の場合は特に、様々な理由で係や仕事を引き受けられないといった発言が多くありました。
そのおかげで気付かされたのかもしれませんが、グループ活動の大事なときに限ってゼミの予定が入ったり体調を崩している…。
私だって体調は万全じゃないけど、と思いつつも基本的に人を信じている(信じたい、信じ過ぎには注意です)から、何も言えないし。
でも、まぁ今回で新しい考えが浮かびましたよ。
「あ、私、今まで利用されてたのかも!」
ってね。真面目に取り組もう、正直にいよう(と言いながら、本当は嘘つけない、嘘ついても顔に出ちゃうんですよね。笑)としていたけれど、もしかして他人に利用されていた…?
良い関係同士や、信頼している間柄での活動なら、そんなこと考えず、支障なく事を進められます。
お互いのことを分かっているからね。
これから、そう上手くいかないシチュエーションに出くわすでしょう。
今までなら「利用されても真面目にやっていれば、努力は報われる」と思っていましたが、これからは大切な自分の時間を注ぐという対価を頭の片隅に置いておきたいと思います。
忘れないための、覚え書きでした〜。
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