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朽ちない花を本棚にいかが 野口勝宏−福島の写真家

花が大好きだ。花が大好きなのでこの写真家を紹介したい。

19世紀の英国の詩人・デザイナーのウィリアム・モリスを思い出させるような花の並びと色合い。モリス風のデザインが人気のローラ・アシュレイの香水の小箱の花の絵のよう。(今回のコロナショックで英国のローラ・アシュレイは破産申告を行ったのだが。)

今回紹介するのは、福島県猪苗代町出身で、2011年の東日本大震災後に注目を浴びはじめた写真家の野口勝弘さん。昨年はじめて「福島の花」というテーマでニューヨークで写真展を開催し、すでにオランダ、イギリス、パリ、ブラジル、上海、香港などにおいても写真展示を行っている。

2016年にはANAの東北復興支援の取り組みとして「東北フラワージェット」が日本国内での就航したことでも知られている。

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野口さんは、今年の夏に開催予定だったオリンピックで聖火ランナーとして走る予定だった。おそらく、写真家として聖火ランナーに選ばれたのは彼だけではないだろうか。

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最近、SNSを見ると、お花のサブスクリプションをしている人が多い。ぜひ、「朽ちることのない花」のインテリアとして野口さんの写真集を本棚に置いてみてはどうだろうか。

花を眺めるのが好きな私は、早く、一刻も早く、この事態が収まることを祈ってる。毎日。


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