クリスマスの懐かしさへの入口

ヤマザキのクリスマスケーキのCMを見ると、
小さい頃のクリスマスを思い出す。

実際にわたしが食べたのは、父が職場の近くで買ってきたケーキや、家で母と一緒に作ったケーキだった。なので残念ながら今までヤマザキのクリスマスケーキは食べたことがない。

けれども、暖かそうな部屋とか、子どもたちが目を輝かせている様子とか、赤と緑の配色とか、クリスマスツリーのきらきらなどCMの中のいろいろなものが印象に残る。

中でも特にクリスマスの懐かしい思い出を呼び起こすのは、CMで使われている曲なのだと思う。
というのは、先日、出かけた先でこのCMに使われている曲を聞いたとき、一気によみがえったから。

クリスマス当日にケーキを食べてプレゼントをもらったこと。
クリスマス前に毎年このCMを見たこと。
それを見て「今年もケーキ食べられるかな」とわくわくしたこと。
サンタさんにもケーキをあげると言って一切れ残しておいたこと。

曲だけでこんなに懐かしい気持ちになるとは。

調べてみると、この曲は「The First Noel（まきびとひつじを）」というイギリスの讃美歌だった。
すごく綺麗なメロディーで、歌詞のとおり澄んだ空に星が光るようすを想像できる。
きっとそのイメージが、夜空から来るサンタクロースや、ツリーの上で光る星に結びついているのかなと思う。

クリスマス近辺ってマシュマロ食べたくなるよね

あしたは12月25日。
子どもにも大人にも、嬉しいことがありますように。