報われない苦しみは嫉妬に変わる③現状
ひねくれた田舎の芋娘は、転勤で都会勤務になった。
未だにハッピーかは怪しい。
一人で悶々と落ち込む日は多いし、彼氏もいない。
なんなら親みたいになりたくないから結婚したくない、とすら思うけれど。
そんな今、わたしは3つのことを実践している。
一つ目は男女関係について固定概念を覆すこと。
二つ目は日記をたくさん書くこと。
三つ目は過去に自分がされたことを思いっきり否定すること。
これがすごく、これからの自分に必要だと思っている。
①男女関係の固定概念を覆す
わたしにとって一番身近なカップルというのは両親や親戚夫婦である。
これがあまりハッピーという感じの夫婦ではなかった。
奔放な旦那に、鬱っぽく抑圧される妻。
なぜかこれが多い。
したがってわたしもまた、威圧的な男にびびらされて見下される、みたいなことへの違和感が小さかった。これは危険である。
そうではないカップル・夫婦のあり方を知りたい。
これに気がついたことは大発見だった。
ダメ男ばかりに振り回されているのはわたしのせいだけではないと思えたら可能性が見えたのだ。
平和な知り合いの話を聞いたり、芸能人の楽しそうな夫婦を見たりしている。
②日記をたくさん書く
自分の中で噴火しそうな感情を閉じ込めていると悩むし、何に悩んでいるか把握しきれない。
文章化することで整理されて、意外とシンプルな悩みであることに気がつく。
自分らしさがよくわからないので、とにかく文章に起こして、いつか自分らしさを見つけられたらと思っている。
③過去に自分がされたことを思いっきり否定する
誰かに何かをされた、わたしは悪くない。
こう思うことはいけないことだと堅く信じ、すべてを自分のせいにしてきた。
どんどん下がる自己肯定感。
反対に上がっていく承認欲求。
でも、こうしてもやもやを文章化しているうちに冷静になって、これは親が悪い、これはわたし、というように線が見えてくるようになった。
そうしたら、案外今のわたしが悩んでいることって、親の固定概念に閉じ込められていただけなんだなって思った。
親を否定したことがなかったわたしは、最近めちゃくちゃイライラしている。
あれもこれもぜーんぶ親のせいだ!!先祖のせいだ!!!
いつかは親を否定しなくても、許しながら接することのできる寛容な自分に落ち着きたい。
でも、やっとわたしだけが害悪ではないことに気が付いたのだ。
これできちんと親離れして、自分の意思で物事に挑んで成功と失敗を重ねて、自分で自分の責任を取れるようになったら大きな成長だなって思う。
自分の中に根付いたものはなかなか消えなくて、暗い気持ちもなくならないけれど、わたしは幸せな将来を見つけたい。