産後ケアホテル滞在と、両親との2週間の共同生活【生後一ヶ月の振り返り】
ベイビー誕生から今日で28日目。
新生児期間最後の1日だ。明日からは乳児ステージへ突入!
そして、北海道から逗子まで遥々サポートに来てくれていた両親が帰り、家族3人+愛猫の暮らしがいよいよスタートする。
産後ケアホテルでの1週間と両親が来てくれた2週間。サポートがあったおかげで、母体の回復が順調に進み、ゆっくりと新生児ベイビーとの時間を過ごすことができ、大変助けられた。
出産前は、「両親に来てもらっても、そんなにやってもらうことあるかな?」と思ったりしたこともあったけど、周りの友人ママたちから「産後は本当に無理しない方がいい!頼れることは頼るように!」と強く助言をもらっていたので、たっぷりと頼らせてもらった。
産後ケアホテルに宿泊できたことも、両親に長期間来てもらったことも、本当に本当によかったと思う。
産後は無理しない。頼れることは頼る。
本当にそうだなぁと。
どんなサポートが特に助かったか、どんな日々を過ごしてきたか、備忘録を兼ねて産後1ヶ月の振り返りをしていこうと思う。
【出産〜生後4日目】産院での産後入院期間
コロナ対策で夫の立ち合い&面会ができなかったので、ベイビーと二人の時間を過ごす。
町の小さな産院だったので、同時期に入院していたママ&ベイビーは4-5人ほど。トイレや洗面所付きの個室で、ベイビーは深夜帯やママの食事時間はベビールームで助産師さんが見てくれているので、しっかり休めた。
出産翌日が一番体調がきつかった。なぜか尾骨がものすごく痛く、ベットに座ってベイビーを抱っこして、ベビーベットに寝かせるために立ち上がる、この動作がとてもお尻に響き、すばやい動きができなかったなぁ。
ベットで体を休めつつ、授乳やおむつ交換、抱っこ、沐浴など基本のお世話を助産師さんに教えたもらった。
産前に母親学級などいけなかったので、本やYouTubeで得た知識しかなかったけど、この入院期間で助産師さんに実践を通して教えてもらったり相談できたのは本当によかった。
夫も仕事の合間にLINE通話で豆に連絡をくれて、オンラインで助産師さんのレクチャーを一緒に見れたのもよかった。
【生後4日目〜10日目】産後ケアホテルに滞在
退院後、そのままタクシーで葉山の産後ケアホテル「マームガーデン」へ移動。
初日は夫も一緒に宿泊し、親子3人でゆっくりと初めての時間を過ごすことができた。
24時間体制で助産師さんをはじめとした専任のスタッフの方々にベイビーを見てもらうこともできるので、産院での入院期間と同じく、深夜帯や食事の際には預けてゆっくりと睡眠や食事をとることができた。
まだまだ母体は疲労困憊や尾骨などの痛みがあったので、この期間でゆっくり休養でき、足湯や岩盤浴やハーブテントなどの施設利用もできて、かなり母体の回復を進めることができたと思う。
あと大きかったのは、授乳のサポート。
できれば母乳中心で育てたいと思っていたので、滞在期間中、助産師さんにサポートしてもらい、マッサージを毎回してもらったり搾乳やケアの仕方や赤ちゃんの飲み方の指導をしてもらうなど手厚く助けてもらった。
産院で初乳は出たけど、まだまだ乳首が固かったり線が細くて十分な母乳が出ていなかった。産後ケアホテル滞在中の授乳サポートのおかげで、家に帰ってからスムーズに母乳が出るようになって、本当に助かった・・!
これを一人でやっていたら1週間でできたことが1ヶ月は苦労していたんじゃないかなと思う。
一泊4万円〜と値段は高いけど(サポート内容を考えると適正な価格だと思う。お値段が安ければ1ヶ月くらいいたかったなぁ)、両親からの出産お祝いで泊まることができ、1週間でも泊まれて本当に良かった。
【生後10日〜28日】実両親との同居生活
産後ケアホテルから家に帰宅する日、北海道から先陣として母親が来てくれた。その4日後、父親も来てくれて、逗子の我々が暮らす賃貸3DKメゾネット住宅での大人4人+新生児+猫の同居生活がスタートした。
<前提として良かったと思うこと>
・夫と愛猫含めた同居の経験
以前、一年弱ほど、夫と愛猫と一緒に実家で暮らした時期があり、夫も両親も愛猫も同居の免疫があった(お互いの性格や心遣いももちろんあってだけど、この同居期間があったことで抵抗感なく今回の同居ができたのではと思う。夫にも両親にも愛猫にも感謝だ)
・食事やライフスタイルのすり合わせ
以前の同居期間中に、なるべく化学調味料を使わない&無農薬の野菜&調味料の選定&テレビを見ない&電子レンジを使わない、など私たちの良きと思っている食事やライフスタイルを少しずつ伝えていった。
その結果、健康的な暮らしとして良さそうだと両親たちの考え方やライフスタイルも変化があったので、食事やライフスタイルの価値観に大きな違いがなくなったのも良かったと思う。
・夏休みのタイミングで生まれてきてくれたこと
予定日から4日遅れて生まれてきたことで、小学校で働く両親が学校の夏休み期間とかさなりまとまった有休を取りやすかったのもタイミングがよかった。
<やってもらって助かったこと>
・食材の買い出しと料理と片付け
同居中は基本3食作ってもらって、後片付けも全てやってもらった。食材の買い出しから全てお任せ。
母は「人生最後のダイエット」を実施中ということもあり、栄養バランスの良いタンパク質と野菜をたくさんとれる食事を作ってくれたので安心してお任せできた。
父が合流してからは、食器の片付けや週末のパン食の朝食作りは父が担当になり、母の負担も少し減って良かった。
毎食美味しくバランスの良い食事を作ってもらい、食べたら片付けもしてもらえる生活はとてもありがたかったなぁ。
・洗濯と芝刈りとゴミ出し
毎日の洗濯も基本お願いして楽をさせてもらった(後半の数日はリハビリを兼ねて洗濯は自分たちでやるようにした)。
家の目の前が自然豊かな草原で草が伸び放題になっていたところを、父が毎日少しずつ刈ってくれて、驚くほどすっきりした。
毎日のゴミ出しや猫トイレの掃除も父がやってくれて、細かなこともやってもらえるのは非常に助かった(以前の同居で、愛猫ちょろも両親に大人気)。
・日中のベイビーの見守り
夜間は起きていられないと私が一人で見ていたけど、朝から日中は食事をするときはベイビーを抱っこしてあやしてくれたり、日中も授乳以外は母が見てくれて安心して仮眠をとることができた。
生後3週間くらいになったころから、お腹がいっぱいでおむつも替えていても泣く(しかも泣き声のボリュームが大幅アップ!)、眠いのに眠れなくて大泣きすることが多々あり、そんなとき大人の手が多いと抱っこしてあやしてくれるひとが複数あるのはとても安心でき心強かった。
・夫もベイビーとの時間をゆっくりとれた&二人の時間が作れた
夫の貴重な3日間の夏休み。家事を両親が担ってくれたことで夫も限られた家時間でベイビーのお世話をたくさんでき、いっぱい抱っこしたり沐浴したり手作りおもちゃを作ったりと、ベイビーとの時間をゆっくりとれて良かった。
日中両親にベイビーをみてもらい、夫と二人で出産後初めて外食ランチをすることもできた。これからはなかなか両親に預けて出かける・・ということはできないので、この期間に夫との二人時間をとれて、好きなタイ料理を食べ、カフェでこれからのビジョンについて夫婦会議をできたのも良かった。
産後ケアホテルの滞在と、両親との同居期間で、ベイビーはすくすくムチムチ元気に生後28日を迎えられた。母体の体も回復しママパパも元気にゆっくりとベイビーとの最初期間を過ごすことができた。両親も疲れた面もあるかと思うけど、新生児期間の可愛い孫といっぱい過ごすことができ嬉しそうだった。
さて、今日から3人+愛猫との暮らしがスタートだ。夫が仕事の間はベイビーとちょろとワンオペ育児。
1ヶ月間、ゆっくり英気を養い、ベイビーとの生活をゆっくりと始められたことを糧に、これから頑張りすぎず楽しんで頑張っていこう。
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