忘れられないご長寿猫、ちたまちゃんの瞳

この写真を見た時、わたしは目が離せなかった。きっと何か驚いたのだ。
生き物のこんな表情をわたしは見たことがなかった。

それはまるであらゆるものを知っているような
あらゆるところに力が入っていない究極のリラックスのような
あらゆるものを超えた命そのもののような
あらゆるものを経てただそこにいるような表情だった。

この瞳を見たら、なんだか時が止まる。静かになる。

そんなちたまちゃんをわたしは美しいと思った。