えみえむ

デザインのお仕事をしています。ホリスティックな健康法を日々試しながら2017年には心屋マスターコースでカウンセリング手法を学びました。自分を知っていくこと、心のことを考えるのが好きです。

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些細なことで引っかかる狭き心よ

わたしは腹を立てていた。 というよりも落ち込んでいたのかもしれない。 それは10年ぶりぐらいに連絡があった後輩が発端だ。 「東京に行く用事があるから久々に会いたい」と連絡があった。 彼女とは当時かなり仲が良かったこともあり わたしは久しぶりの再会をたのしみにしていた。 ちょっと楽しみにしすぎていたのかもしれない。 プレゼントまで用意して当日を心待ちにしていた。 そこでちょっとした問題が起こった。 日程が迫っていたが後輩から連絡が来ない。 会う場所や時間も決めていなかったた

    • ほんとうの失敗とは

      思っているだけでは何も始まらないとは よく言ったもので 何もしないのと ほんのわずかでも足を前に出すことは 全然違うのだと思う 人生は有限で 死ぬ直前までチャレンジできる 健康状態を保つことは難しく 失敗すらさせてもらえないような時間が いずれ訪れるかもしれない そうなった時 もしかしたら失敗すらも 人生を彩るピースのひとつにすぎなくて 何も起こさない人生こそ失敗だったと 思うのではないだろうか

      • 声に出してはじめて気づくことがある

        聞きたいことがあればどうぞ ある集まりでこう言われた。 特に何も用意はしていなかったが なかなか聞ける機会もないと思い 思いついた質問をいくつか投げかけることにした。 具体的な状況を求められ、詳細を説明するわたし。 その時、自分の口から出てきた言葉たちを眺めながら こんな風に思った。 わたしはまだこんなことを思っていたのか わたしは本当はこんなことを望んでいたんだな 今の自分の状況を説明しはじめことで日頃意識もしていない思いが声を通して芋づる式に姿を表したのだ。 気

        • 手に入れるほど重く複雑になるのかもしれない

          人は豊かになるために様々なものを手に入れる。それはまるで、右肩上がりのようで前向きに感じやすい行為のように思う。でも手に入れれば入れるほど、それを維持する難しさや、手放す恐れもわいてきて、新たな悩みが増えることもある。 もし手にしていたものを無くなってしまったら? そもそも持っていなければ無くすものもないから、何かが起こっても変化に対する抵抗は少ないかもしれない。 それに手に入れたと思ったものだって、死んだら何も持ってはいけないわけで、手に入れたと思っているだけなのだ。

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          落ち込むかどうかは捉え方しだい

          「落ち込むかどうかは物事の捉え方次第だよね。」と言われたことがある。その後間髪入れずに「落ち込むってことは自分はもっとできるはずだと思ってたってことでしょ」と言われ、胸をえぐられながらその通りであることを認めたあの日。 そう、何を隠そう自分は本当はこんなもんじゃないと思ってるから、うまくできなかった時、現実と理想とのギャップで落ち込むのだ。はなから自分はこんなものと期待していなければさほど落ち込むこともない。 そう、落ち込みながらも心の底では ほんとはもっとできたはずなのに

          落ち込むかどうかは捉え方しだい

          うまくいかない時こそ、自分をねぎらうことの大切さ

          仕事がうまくいかなかったり、物事が思うように進まない時など、自分を責めてしまうことってありませんか? わたしはそのような行動をとって、さらに落ち込むことがあります。 そんな時、ある人から、もっと自分を褒めてあげてと言われたのです。その言葉をもらってわたしはハッとしました。それはいかに自分を責めることに慣れてしまい、自分を労ったり、自分の気持ちに寄り添うことを忘れていたかということに気づいたからです。 例えば大切な友人がうまくいかないことがあった時、なんて声をかけるでしょう。

          うまくいかない時こそ、自分をねぎらうことの大切さ

          どう思われているか不安になったら

          些細な出来事でも、どう思われているのか不安な気持ちが生まれてしまうことがあります。そんな時わたしはなぜこれを不安に思うのだろうと考えます。 すると出てくる出てくる、いろんな気持ち。 嫌われてるのかもしれない 引かれたかもしれない 軽蔑されたかもしれない 避けられてるかもしれない 合わないと思われているかもしれない そうやって相手の気持ちを勝手に想像し、不安になったり、悲しくなったり、緊張したり、後悔したりと、まぁ慌ただしい気持ちたち。 でも実際どう思われてるかはわからな

          どう思われているか不安になったら

          キイロテントウと紋黄蝶

          うちのカーテンに何かついていると思いよく見てみるとそれは丸い虫だった。見たことのない虫。黄色くて丸くて、黒い点が4つ。こちらが顔か、それともお尻か。めずらしいので夫に声をかけて、しばらく一緒に眺めていた。 調べてみるとそれは「キイロテントウ」というなかなかめずらしい虫のようで、どうやら縁起がいいらしい。うれしいやないか。名前もわかったところで、外に逃すため、ふんわりティッシュで包み庭に放つ。会えてうれしかったよ、テントウくん。 そういえばわたしは日課の散歩中に蝶をよく見かける

          キイロテントウと紋黄蝶

          お布団に入った時の気持ちで、今日がどんな1日だったのかわかる

          今日やるべきことは全てやりきった! そんなふうな気持ちで毎日を終わりにできたら どんなに気持ちいいだろう。 今日という日が自分にとって いったいどんな1日だったのか。 そんなもんは夜を迎える頃には おおよそわかっているのだが 何も思うように進んでいない1日を直視するのは あまり心臓によろしくないから 余計なことを考えないよう気を紛らわせながら いそいそと布団に入る日々のなんと多いことか。 それでも夜になれば人は眠り 翌朝には新しい1日を迎えるこのシステム。 これはひょ

          お布団に入った時の気持ちで、今日がどんな1日だったのかわかる

          望んでいた結果が得られない時ほど、面白い展開が待っているかも

          望んでいたような結果が得られなくて落ち込んでしまうことってありますよね。当然うまくいくと思っていればいるほど、そうならなかった時のショックは大きいものです。でも少し長い目で見ると、あの時うまくいかなくて良かった、なんて思う事が起こるかもしれません。 わたしは働き始めて1年でリストラされました。その理由を聞くと「若い女性は、どうせ結婚したら辞めるでしょ?」とモラハラ全開の返答が。もちろんわたしの実力不足もありますが、この理由には腹が立ちました。(当時はモラハラなんて概念すらな

          望んでいた結果が得られない時ほど、面白い展開が待っているかも

          これから必要なのは何度でも立ち上がる底力。

          未来のスケジュールに組み込んでいた予定が白紙になった。 これから進んでいく道の土台となるような経験を積む気満々だったので、正直ショッキングである。 やっとこさ新しい扉を開いたのに、開けたはずの扉は消え、どうやら振り出しに戻ってしまったようだ。一通り落ち込んだ後は、白紙になった未来をイチから組み立て直さなければならない。 あーーーめんどくさい!! ようやく進んだと思ったのに、まさかの白紙!ウソやろー!やってられへんわー! そうやってボヤき、不貞腐れながらも、最終的にわたしに

          これから必要なのは何度でも立ち上がる底力。

          後がなくなってようやく動き出せる

          わたしという人間は動くしかなくなって、ようやく動けるタイプの人間のようです。何か始めた方がいいとわかっていても、なかなか動き出せない自分を怠惰な奴めと思っていたのですが、思い返せば、動きたくても動きたい方向が掴めていなかったのだということがよくわかります。 動ける力がただただ枯渇している時ってのもあると思います。でもそういう時ってその最中だと認識しづらいんですよね。だってご飯食べて寝て一応働いて、みたいな最低限な動きができていると、枯渇しているって気づきづらい。誰か見えるよ

          後がなくなってようやく動き出せる

          君たちと過ごす蜜月の時

          君たちじゃなきゃダメだったのだ。 そんな運命と言える出会いがある。 初めて行った譲渡会で決めようとは思っていなかった。 それはどんなものだろうと、軽い気持ちで行ったのだ。 わりと小規模な譲渡会だったように思う。 年齢や種類も様々な猫たちの中に君たちはいた。 檻の中で小さな体をぴったりとくっつけ合って 眠っていた君たち。 ただでさえ見えにくい黒猫が眠っていると さらに顔がよくわからない。 たくさんの人たちに檻を覗かれる中 どこ吹く風と背中を向けて寝入る君たちの周りには

          君たちと過ごす蜜月の時

          淡々と磨きつづけるお掃除はまるで瞑想だった

          なかなか手を出せなかった所ばかり掃除している。 時間があるからする気になったとも言える。 始まりは下駄箱だった。 入っている物を全て取り出して雑巾掛けをした。 そこから家中のカーテンを丸洗いし、 マットレスは重曹や洗剤で数日かけて洗い天日干し。 網戸は重曹スプレーとスポンジでお手入れ。 どんなに擦っても汚れが取れずに諦めていた トイレの部分汚れもつけおきのような方法で再トライ。 (すると日に日に汚れが落ち随分キレイに…!) 掃除って意外と汗をかくから、いい運動にもなる。

          淡々と磨きつづけるお掃除はまるで瞑想だった

          小さな“合わない”も大切に

          普段見ることのなかったジャンルのYouTubeを たまたま見ました。 しばらくは違う世界を垣間見る好奇心で たのしく見ていたんです。 でも見終わった後、なんだかぐったりしてきて、、 なんか胸の辺りがしんどい。。 それはわたしの中の少しずつ積み上がる小さな違和感に しばらく気づかなかったから起きたことだと思います。 普段は自分が好きなものばかりを見るから 意識していませんでしたが 全然触れ合わないジャンルのものって 自分とは違う考え方やノリがある。 はじめはそれが新鮮で楽

          小さな“合わない”も大切に

          継続を助けてくれる文明の力

          近頃の体重計ってすごいですね。 体重計に乗って専用のアプリを起動させたら、体重、体脂肪率、BMI、筋肉率が勝手に入力され、日々のデータをグラフにまとめてくれる。 それが4000円弱で手に入る時代。 うちに出迎えた新しい体重計はこちらです。 体重計に乗る時は、調子が良さそうな時を狙って つまりはぷっくりしていない時に限り 乗ることを許されていた以前の体重計。 そんなわたしが今や、記録をつけるのが楽しくて 毎朝体重計に乗ってますもん。 文明の力は勇気までくれるのか。 そんなこ

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