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台風で実家の屋根が吹き飛んだことを思い出した夜

史上最大級の台風10号が日本に接近中とのこと。

今夜から九州地方を通過するようですが、進路に当たる地域にお住まいの皆さんの今のお気持ちを思うと、胸が締め付けられます。どうかご無事で・・・と心から願うばかりです。

この台風、当初は、2年前の2018年9月に日本に甚大な被害を及ぼした台風21号に非常によく似ている・・・と言われていました。

実は私、2年前の台風21号のことをnoteに書いていました。この台風は私が住んでいる地域を直撃して、大きな被害をもたらしました。私の実家も被害に遭い、それを記事にしたのです。

(noteを始めてまだ間もない頃の記事なので、文が幼くてちょっと恥ずかしいのですが(汗)、懐かしく感じたので再掲してみました。

読み返してみると、あの頃のことが鮮明に甦ってきます。

◇◇

2年前のあの日、私は私用で東京にいました。ところが帰宅予定日に、台風接近のため予定していた高速バスが運休。やむなく東京に足止めされることになりました。

台風が去った次の日、無事に自宅に戻ることができたのですが、なんと!私の実家の屋根がめくれて大変な被害にあっていました。ビックリ。

◇◇

電話で被害のことを聞いた私は、実家の様子を見に行きました。いろいろあった子供時代だけど、様々な思い出もたくさん詰まっていて懐かしい実家です。ところが、あの台風で全てが水浸しになって汚れてしまい、悲しくなってきました。この時の自分の心情(ショックを受けて思わず泣きそうになった)がちょっと意外で驚いたことも覚えています。

◇◇

12月。本格的な冬が来る前に、実家の工事が終わり、屋内がとてもきれいになりました。

ショックな出来事だったけど、この体験を乗り越えて、家族がそれぞれに成長していったのを感じました。

体験することで変わること、動けること、受け取り与えること・・・いろいろあると思います。

とても悲しくて辛い出来事であっても、その出来事のお陰で「気づき」や「学び」を得ることもあるし、自分の意識を変えるきっかけになることもあります。だから一概に「悪いこと」「だめなこと」「不幸なこと」と決めつけられない・・・と感じました。

今の母は、「あの災害のお陰で、居間に近い所に仏壇を設置することになり便利になったし、きれいに作り直してもらえたから、本当にありがたかった」と喜んでいました。お盆に実家に寄ったときの、母の談・・・です。

大変だったけど「日にち薬」で、両親の中では、懐かしい思い出に変わっていったようです。

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この台風以外にも、大きな台風が次々と発生して日本に直撃し、この年は台風三昧の一年でした。

あれから2年が経ちましたが、自然災害の脅威は今も続いています。

6月の豪雨から落ち着く間もなく、今度は大型台風が襲来。自然の猛威になすすべもなく、ただただ無事に通り過ぎていくことを願うばかりです。

どうか、被害が最小限に留まりますように・・・。

私も心を引き締めて、過ごしていきたいです。

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