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ああ、ピロリ菌④

前回までのお話です↓。

ここまでの流れを順番に書き出して、整理してみました。

9月28日(金)に、病院に電話で問い合わせる。

 ↓

10月1日(月)に、病院で診察を受ける。

 ↓

10月5日(金)に、胃カメラ検査を受ける。

 ↓

10月6日(土)から、ピロリ菌除菌のお薬を飲み始める。

 ↓

10月12日(金)に、無事、ピロリ菌除菌のお薬を飲み終える。

以上。

なんと、ピロリ除菌の相談で初めて病院を訪れてから、除菌の薬を飲み終えるまで、たった12日間!

2週間もかかっていません(汗)。

私は長丁場になるようなイメージを持っていましたが、済んでしまうと本当にあっという間!の出来事でした。第一次除菌は、あっさり完了です。

こんなんなら、ササッと早めにカメラを飲んで診てもらうべきでした(汗)。(悶々と悩んでいた時間が、すごくもったいなかった。)

もしも、今これを読んでいらっしゃる方の中で、ピロリ菌に感染しているのに、胃カメラが怖いから…と除菌から逃げてる人がいるとしたら、是非、明日にでもすぐに病院に問い合わせて受診してください。

「のど元過ぎれば」云々…とよくいいますが、胃カメラ検査も無事に終わってしまえば、後は何ということもありません。

やって後悔することは絶対に無いです。むしろやらないことの方が、後々、後悔することにつながるだろうな…と思います。

私の場合は、今回の検査で「萎縮性胃炎」が見つかり、その結果、長年、慢性的に胃炎だったことがわかりました。これは大きな収穫でした。

これを機に、自分の胃の状態を客観的に知ることができて、本当に良かったなぁ~と思いました。

◇◇◇

さてさて、ピロリ菌除菌のお薬ですが、以下の写真の通りです。

基本は、左側の「緑色と黄色のパーケージに入ったお薬」です。ピロリ菌に効く抗生物質と胃腸薬がセットになったものです。

朝用が黄・夕用が緑です。7日分処方されるので、一つ一つに日付を書き込んでいきます(←これは各自で)。日付を書くことで、飲み間違いや飲み忘れが無くなります。

そして付け足しに、右側の「粉薬」。これは先生が下痢などの副作用が抑えられるよう、付け足しに出してくださったものです。ビオフェルミン等、胃と腸の調整剤のようです。

これを食後にまとめて飲みます。

飲むとき、気をつけなくてはいけないのが、このお薬は絶対に飲み忘れてはいけない!ということです。

一度飲み始めたら1週間、最後まで飲みきる!

これを守らないと、胃の中のピロリが「抗生物質に耐性のある強い菌」に成長?してしまうようです。ですので勝手に服用をやめないよう…厳重に注意されました。

また、このお薬を飲んでいる間は飲酒はNGだそうです。

こうして私は、これらをワンセットにして、朝と夕、1日2回飲み続けました。

ちょうどこの期間は、外食する予定がなかったので、家での食事の後に、ちゃんちゃんと飲み続けました。

途中、夕ご飯の後の片づけに時間を取られ、うっかりお薬を飲むことを忘れそうになりましたが、いつも目につくところにお薬袋を置いていたので、「危ない、危ない…」とすぐに思い出すことができました。

ちなみに、お薬ですが、ご覧のとおりで一回に飲む量が多いです。服薬時は

喉に詰めないよう、少しずつ飲み込んでいくように気を付けました。

◇◇◇

気になる副作用ですが、私の場合は、

口の中に苦みを感じる

これだけでした。

これに関しては、特に生活に困ることは無く、料理を作っていても、別に味が変わるほどでもなかったので、特に不便は感じませんでした。

このピロリ菌除菌の薬を飲むと、下痢になる人が多いようですが、私の場合は、いつもよりお通じが良くて心地良いくらいで、下痢に悩まされることは無かったです。これはきっと、先生が付け足しで出してくださった整腸剤(白い粉薬)のお蔭だと思います。

ただ、今回の除菌期間中、私は風邪を引いてしまい、熱でフラフラになりました。

熱自体は37度8分くらいで、微熱程度だったのですが、身体の状態がまるで38℃以上の高熱が出たときのような感じで、本当に苦しくて辛かったです。

この時、病院でいただいたパンフレットを読むと、「除菌中の発熱は、抗生物質へのアレルギー反応かもしれないので、すぐに病院に問い合わせてください…云々」と書かれてありました。これを読んで心配になり、すぐに病院に問い合わせてみたら、「すぐに来てください」とのこと。

フラフラしつつも何とか病院に行って、診てもらいました。

検査の結果、熱の原因は「風邪」。

アレルギー反応では無かったと分かり、ホッとしました。

点滴を打ってもらい、解熱剤や風邪の症状のお薬をいただいて、一安心。

そのまま帰宅して、家でゆっくり体を休め、処方してもらった風邪の薬と一緒に、ピロリ除菌の薬もそのまま飲み続けました。

こうして1週間をなんとか乗り切り、無事に除菌を終えました。

除菌が成功したかどうかの検査は、半年後の来年の2月に受けます。

◇◇◇

ああ、ピロリ菌…。

長丁場の戦いになるのではないか…と不安で一杯でしたが、いざ「ピロリ撲滅」に取り掛かったら、案外、あっさりと簡単に除菌に至りました。

あとは、検査の結果次第です。

でも、これでダメなら、まだ2回目があります。

リベンジのチャンスはあるのだから(笑)、大丈夫。

それにしても…

除菌の薬を飲みかけたら、胃の調子がとても良くなり、「あれ?胃って本当はこんな感じだったの?」とビックリです。

長年の小さな不調が長引いて積み重なっていくうちに、「不調」の状態が「普通」になっちゃったんだなぁ…と思いました。

感覚がマヒしていったんだと思います。

これを機に、胃の感覚を、本来の「健康状態」にリセットできそうです。

そして、頑張りついでに、もうしばらく健康のために禁酒を続けようかな…と考えています。1週間、誘惑に負けず、飲まずに過ごせたのだから大丈夫(笑)。もう少し、胃を休ませてあげよう…。

長いことピロリにやられていた胃を労わってあげたい…。そう、しみじみ感じるようになりました。

今回の体験を通して、私にも「自愛の気持ち」が芽生えてきました。

自分の身体は、自分しか守ってあげられない…。当たり前のことだけど、そこをすっかり抜かしていたなぁ…と反省しました。(特に内臓に関しては・汗)

健康長寿を目指して、もうこれからは自分の身体に無理させないよう、ちゃんと労わり大事にしていきたいな…と思います。

肝に命じました。

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