見えなくても楽しむウォーキング

年末に伴走講習会に参加したら、一緒にウォーキングしませんかと誘われた。
誘ってくれた方と、初めてのウォーキングに出かけた。

宍道湖周辺を4キロくらい歩いた。
私は1歳のときに失明したため、ほぼ生まれつき見えていない。
一緒に歩いてくれた方は、長年視覚障がい者の支援に関わってきた方だが、生まれつき見えない状態の人とは歩いたことがないそうだ。
私は、手引きされるのに慣れているからか、腕をフンワリと持ったらしい。
フンワリと持ってて離れたり、わかりにくかったりしないの?と聞かれた。
歩きなれているから大丈夫!と答えた。

宍道湖の風を受けて、最初は寒いなと思ったが、歩き終わる頃には熱くなってあせもかいた。
長いウォーキングをすると、冬でもちゃんと汗をかくんだと思った。

宍道湖がんは走っている人が多かった。
地元のマラソン大会が近いから、練習しているかもしれない。

屋外で食事をしている人がいて、とんびに食べ物をとられそうになっていた!
なんとか逃げて、未遂に終わったようだった。
屋外で食事をするときは気を付けようと思った。

松江市役所の近くに行ったら、イベントの準備をしていた。
係りの方に、何のイベント化聞いてみたら、
ただの係りの方ではなく、主催者のリーダーでしかも知り合いだった!
飲食店などの屋台が並ぶ大きなイベントだった。
オープン前から、何かを焼いているようなおいしそうな匂いがしていた。
DJを呼んだそうで、にぎやかな音楽が聞こえていた。

一緒に歩いてくれた方が、細かく説明してくれたり、段差に心がけてくれたりしたから、安全に楽しく歩けた。
本当にありがとうございました。

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