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中華料理店の名前に傾向があるじゃない?

気になったので調べてみました。

お客様を招く場所の名前に、時代とか地域の差があるに違いないと踏んでたけど実はそんなに複雑じゃなくて、単純に建築様式と用途の差でした。

百度程度でたくさん出てきたから、とりあえず覚書で整頓しておく。


在我国出现较早,最初的“宫”“室”通义,后来逐步演变成专供皇帝和皇族居住的地方,最初的宫殿规模较小,建筑比较简陋,逐步发展成规模宏大、气势磅礴的宫殿建筑。秦汉时期是中国宫殿建筑的发展的第一个高潮,北京故宫是我国宫殿建筑艺术的最高峰。
皇贵妃,贵妃,妃,嫔分居东、西六宫,“东路六宫”即斋宫、景仁宫、承乾宫、钟粹宫、景阳宫和永和宫;“西路六宫 ”为储秀宫、翊坤宫、永寿宫、长春宫、咸福宫和重华宫。


宮…=室。皇帝と皇族の住む場所。芸術性を追求されもした。

殿

清雅庄重的大型房屋,主要应用于帝王居住和佛教殿堂。如果谈园林,宫殿绝大部分只会出现在大气的北方皇家 。
殿 办公集会的场所称为“殿”,古代泛指高大的房屋,后专指供奉神佛或帝王受朝理事的大厅。


殿…帝王の居住&公務空間または仏教殿としてつくられる。北側の文化。

满足会客、宴请,观赏花木或者小型表演的建筑,在古代园林宅邸中发挥公共建筑的功能,要求有较大的空间和考究的装饰,总体要求电压、端庄、庭前广植花木、叠石,一般前后开窗设门,也有四面开门窗设门或者四面厅的。


庁…客室や宴、鑑賞会や演劇などもできる建築。公共性が高い。装飾品も多く、庭の造形も凝ってる。前方と後方に門があり、四面に門または窓がある。

居住建筑中对正房的称呼,一般位于建筑群中的中轴线山,体型严整,装修瑰丽,室内常用隔扇、落地罩,博古架进行分割,家长的居住地或者家庭庆典场所。
堂 是居住建筑中对正房的称呼,一般是一家之长的居住地,也可作为家庭举行庆典的场所。堂多位于建筑群中的中轴线上,体型严整,装修瑰丽。室内常用隔扇、落地罩、博古架进行空间分割。有时也作佛堂。


堂…家長や首長の住む場所で、家の中心に当たる部屋の呼称。人が集まる場所。建築としての仕切りはなくて、衝立などで部屋を分割する。

“重层曰楼”,就是两层以上的房屋啦,楼的位置在明代大多数厅堂之后,园林中用来做卧室、书房、观赏风景,临水背山的话楼是园林的好景。


楼…2階建て以上の建物。明代には楼は堂や庁の後ろに建てられ、園林の中では寝室や書房、観覧所として用いられ、後ろが山の場合楼が園庭のなかでのみどころだった。

与楼近似,但较小巧,与楼的主要区别在于每层要挑出平座,平面为方形或者多边形四面开窗,用于藏书、观景、也供奉巨型佛像。
阁 一种架空的小楼房,四方、六角或八角,常呈两层,中国传统建筑物的一种。与楼近似,但较小巧。平面为方形或多边形,多为两层的建筑,四面开窗。其特点是通常四周设隔扇或栏杆回廊,供远眺、游憩、藏书和供佛之用。有时也特指女子的卧房。


閣…中国の伝統的建築物。楼に似ているが、四方形または多辺形の層になっており、窓が四面開く。周りに回廊があり、景色を見るのに向いている。眺望や休憩、蔵書、仏の安置に使われる。女の子の寝屋を指すこともある。

一般水边筑清水平台,周围有矮栏杆,屋顶通常用卷棚歇山式,檐角低平,以观景、休息为主。


榭…水面と同じ高さにある平面、低層の建築。周囲は低い欄干があり、屋根は巻棚歇山式。景色を眺めたり休むためのもの。

园林建筑中舫用于游、赏景、观景,与船构造相似,分头中尾三部分。


舫…園庭の中の舫は景色を眺め遊ぶ場。船に構造が似ており、頭、中、尾の3部分がある。

一种虚的建筑形式一边通透,利用列柱、横眉构成,造型别致曲折,高低错落。


廊…虚無(w役割のない)建築。一方の面は塞がれておらず、柱を利用した横眉構成。

体积小巧,造型别致、供人休息的建筑。


亭…体積の小さな、平凡な場所。休憩所。

佛教建筑,园林中往往是构图中心和借景对象。


一般是书房,或者读书的地方。

齋…本のある場所

有窗槛的小室或长廊;以敞朗为特点的建筑物;也用作书斋、茶馆的字号


軒…窓と欄のある個室、または長廊。仕切りがないことが特徴。書斎や茶館の屋号に使われる。


四周有篱笆,里面种植花木,蔬菜的地方,供人休息、游乐或观赏的地方,帝王或后妃的墓地。


園…四方を垣や塀で囲い、中に草木や野菜を植えた場所。休憩や観賞、遊びに使うが、帝王や后の墓地であることも。

建有宫室的园林。又称宫苑。大的苑广袤百里,有天然植被、野生或畜养飞禽走兽,并建有居住、游乐、宴饮用的宫室建筑群。小的苑筑在宫中。


苑…宮室の園庭内にある。宮苑とも呼ばれる。大きいものだと天然の植物や各種動物(飼われているものも野生も)がいて、居住や遊び、飲食のための建築群も併設されている。小さいものは宮中にある。


园林中交通运输用,点饰环境和借景障景。

まとめ

とこんなことで、謎は解決したのであった。

もちろん、今の日本で名付けられてる中華系のなんちゃってイマジンは、この建築様式に基づいてはいないだろうからあんまり関係ないね。

けど庭園とか王宮とか、仏教が出てきてることを考えると、蘇州杭州関連で出てきた建築様式や、北京長安に由来する建築物など、掘り下げたときにいっそう区別が生まれそう。いまのところここまでわかれば大満足なので終わり。

私のオシ中華は、

高校時代のラーメン屋さん「一心亭」

亭という名前がしっかり生きた、小さなカウンターのお店で、近所の高校生だった私はよくしていただいた

香港の蓮香楼

ここのマーラーガオにすっかり惹かれて、5泊しかしないのに2回朝食食べに行った。確かに2階建てだったけど、「楼」との関連はなさそう


である。

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