体を知ることは自分を知ること。

体のことを知るって、
何がいいかと言うと。

体を知ることは、
自分を知ることに通じる、
と私は思っていて。

子どもの頃に虚弱児だった私が、
今、あちこち時間も場所も超越して
仕事できて、
しかも寝込んだりしてないのは、
単純に、
体が丈夫になった、
体力がついた、
ということだけではなく、
「体の知識があって、
自分の体の特徴を知っているから」
だということだと思う。

今の仕事で、
自分をほめたいことは、
自分の体調不良を理由に
休みを取ったことがないこと。
(無茶とか痩せ我慢もなく。笑)

みんなが元気になりにきてるのに、
自分自身が元気なかったら
申し訳ないし、
自分が満たされた状態で
余らせるくらいのエネルギーがないと
人に満足してもらえるレベルの
サービスを提供するのは難しい。

体力やスタミナは、
特に優れているわけじゃないけど。

たぶん、
その時自分の体が
欲していること、
必要なこと、
どういうのが得意で不得意か、
どこまで大丈夫か、
どんな時にどうなるのか。

などを、
生理学とか
解剖学とかから
自然に理解して、
行動を選んでるから。

で、そうなると、
「私の体、えらいなー、
がんばってるなー」
と自分の体がかわいく思えるし、
愛でられる。

たとえば、
食後や夜に異常に眠くなると、
「消化がんばろうとしてるな」
「今日、よく働いたもんな」
と体の状態を理解して、
早く休息に入れるように
考えて動く。

不摂生とか不健康なこともするし、
ジャンクフードも食べるけど、
そのあとに起こることを予測したり、
ほどほど加減を知ってるから、
それだって楽しむ程度にできる。

病院で出される薬や治療方法の
考え方もある程度予想できるから、
それを選んで大丈夫かどうか、
自分で考える余地もある。
むやみに不安にならない。


「健康の秘訣は、
病気にならないこと」
とは、フランスの長生きした女性の
アドバイスだそうだけど、
リアルにそう思う。


病気や不調で不機嫌になる人を
一人でも減らして、
元気で楽しげな人、
気持ちに余裕ある人を増やすことが、
やっぱり私のお役目なんだと思う。
(その方が自分が心地よく過ごせる、
という自分基準だけど。)


子どもの頃、さんざん
病気していろんな人に
手をかけてもらった分、
今、元気で体力余ったら、
どっかに還元しないと
帳尻合わない、
っていうことだな。

と、思う。

ようするに。

体のこと知って、
一番得してるのは、
私自身だな、
っていうこと。


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最後まで読んでいただいてありがとうございます! ここで私の言葉をお届けできたこと、うれしく思います。 みちのえみこ