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介護の仕事のイヤだったとこ

以前、認知症介護がストレングスファイター的に合ってなかったって書いたけど、介護の仕事で何が1番嫌だったって、儲からないことだ。
今では介護のお給料が少ないことは周知のことだけど、私が仕事を始めた2000年は介護保険が始まったばかり。こんなことになるなんて知らなかった。OLから手に職をつけるつもりで、ヘルパー2級をとった。美容師になるようなつもりだった。なのに、特養ホームに就職したら、高卒の25歳の私より新卒の22歳の子が給料が高かった。ホントにショックだった。私の社会経験は無価値なのか?すごくそう思った。メーカーOL歴5年、水商売歴7年の私より、この若造が介護するにあたり、どうして給料が高いのかちっともわからなかった。そして、彼らはイベントの日など進んでボランティア出勤していた。介護の仕事が好きだったのだろう。私はサービスした分の対価をもらえないことが当たり前のこと、お金持ちになりたいと大声で言えないことが本当に肌に合わなかった。OLから、これからは手に職だと思ったのに(まあ本当は違う理由が大きかったのだけど)。
極めつけは、認知症グループホームのホーム長で、スタッフ12,3人、入居者18人、その家族18組、このマネージメントでこの給料(言いたくもない)耐えられなかった。上司にも会社にも言った。改善されなかった、なので辞めた。ちょうどホリエモンが炎上していた「安い給料で文句言わないから人ばかりだから介護は安いんだ」その通りだと思って辞めた。私はもう二度と介護の仕事はしたくない。でも介護方法はよく知っている。認知症のこともすごくよく知っている。だから家族の相談にはのることにした。私これでも家族にはとても人気があったのだ笑。

毒親のための介護相談ルーム https://cocopura.webnode.jp/

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