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子どもについての葛藤

 先日、自分の誕生日を迎えた時に、母親から手紙をもらって思い出したことがあったので投稿します。

 私は3人姉妹で育った環境だったので、当たり前のように「3人以上は子供が欲しいな」と思っていました。『切迫早産』の体質ではありますが(以前投稿した『お風呂に入れるってありがたい…』でもご紹介しております!)、「また乗り越えてみせる!」という意気込みはありました。

 11年前、長女が幼稚園にもうすぐ入園が控えていて、そろそろ3人目のことを考えようかな…という時に、東日本大地震が発生し、普段の日常を一瞬で奪われてしまいました…。

 避難所生活から仮設住宅へ移ったときに、家を建てる事も考えていかなければならず、「お金がかかるから働かないといけない…」「『切迫早産』になる想定すると入院のする可能性がある…」「またすぐ震災が来たら子どもたちを守れるだろうか…」など色々考えを巡らせて出した結論は、「3人目を諦めなければならない」でした。旦那にも泣きながら言った記憶があります。 

「今は目の前にいる子どもたちに安定した生活をさせてあげることを優先しよう。」
「また震災が来ても2人だったらしっかり手を握って逃げることができるんだから!」と自分に言い聞かせました。

 今現在は、子どもたちの進路などいろいろなことに悩まされてますが、「私には2人育てるのが精一杯だったな」と自分の選択が間違っていなかったと思っています。私にはそのくらいのキャパしかないし、それぞれ長女と次女の良いところを伸ばしていければと思っています。

 ちなみに、母親からの手紙には「姉妹の誰よりもしっかり屋さん」と書かれていて、いろいろ大変そうな母親の手伝いをしてあげたいと進んで家事をして、あれやこれやを覚えていった高校時代を思い出しました。
 それに加えて3人育てるのは大変だっただろうなと思ったのが今回の投稿のきっかけでした。

 母親になって感じるのは、やはり『母の偉大さ』です。日々大変ですが、2人の子育てを精一杯していこうと改めて決意しました。

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