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LGBTについて考える:私は次男を尊敬しています。【前編】

おはようございます!
本日は、
LGBTについて考える:私は次男を尊敬しています。【前編】
といったテーマでお話ししようと思います。

実は、私の次男(小学5年生)はLGBTではないかと思っています。。
しかし…真相はわからない…。というのが本当のところ。
今回は我が家の次男の話からLGBTについて考え、みなさんの意見もお聞かせいただけたら嬉しいなぁと思っています。
【前編】ではこれまでの経緯と葛藤、【後編】ではそして私たちはどう考えるのか。といった流れでお話してこうと思います。
それではしばしお付き合いください。


〇LGBTとは?

みなさん、「LGBT」をご存じですか?聞いたことはあるけど詳しくはわからない…といった方のためにご紹介していきます。

NHKより引用

Lは「レズビアン」(女性の同性愛者)、Gは「ゲイ」(男性の同性愛者)、Bは「バイセクシュアル」(男女どちらにも性愛感情を抱〈いだ〉く人)、Tは「トランスジェンダー」(出生時に割り当てられた性別と自認する性別が異なる人)を表していて、性的少数者の総称(そうしょう)として使われることもある。

朝日新聞より引用


Yahoo!より引用

LGBTに該当しているのはおよそ11人に1人。そんなに少ない数字ではないですよね。そして我が家の次男はおそらく「トランスジェンダー」(出生時に割り当てられた性別と自認する性別が異なる人)いわゆる「性同一性障害」ではないかと思います。といっても…実際はわかりません。きっと本人もよくわかっていないのではないかと思うんです。それではこれまでの経緯をご説明していきます。

・「アナと雪の女王」が大好きな次男

次男は3300gを超える大きく元気な男の子として産声をあげました。DNAとはすごいもんだな…と改めて思わせるほどの夫そっくりの顔。笑
私のお腹から出てきたとは思えないくらいそっくりでしたね~笑。3歳くらいまでは長男のお古である青や緑ばかりの洋服に包まれ、三輪車を乗り回し、泥んこで遊ぶ普通の男の子でした。そんなある日、次男は当時大人気となったディズニー「アナと雪の女王」に出会います。購入したDVDは常に流しっぱなし状態。つたない言葉で歌詞を覚え、見様見真似でダンスを踊ります。見ていて「ああ…本当に大好きなんだなぁ」と伝わってくるほどでした。

・私の教育が間違っていたのか?

私の子育ては「好きなことを好きなだけ」がモットー。これは私の両親からの譲受です。いまでも感謝しているので私も継いでいくつもりです。だから次男がしたいこと、欲しがるおもちゃをプレゼントしてきました。(もちろん節度ある頻度で(;^ω^))5歳くらいまではおそらく男女の違いってあまりないと思うんです。例えば男の子、女の子が一緒におままごとをしたり、時には女の子も活発にサッカーをしたりしますよね。ところが少しずつ選ぶものや色、さまざまな場面で違いが生まれてくるように思います。次男は小学生に入ってからもずっと「アナと雪の女王」が大好きでした。パズルやレゴブロックも「アナと雪の嬢王」。またはシンデレラやラプンツェルなどのディズニープリンセスが大好き。私は少し戸惑いながらも…本人が好きなものだからと「ダメ」といったことはありませんでした。だって、自分と置き換えて考えてみたら、やっぱり好きなことをしたいし、好きなものがほしい。本が読みたいのに野球グローブをもらったところで嬉しくはないのですから。それでも…次男が大きくなるたびに心のどこかで、私の育て方が間違っていたから?もっと男の子らしく育ててあげればよかったのかな…とベッドの中で葛藤し寝付けなかったことを今でも覚えています。

・本人の葛藤

そして…成長と共に次男自身にも心の葛藤が見て取れるように。そんなエピソードをご紹介します。
我が家は共働きのため、次男は小学校3年生まで「学童保育」にお世話になっていました。放課後に保護者が迎えに来るまで預かってくださる、学校に隣接した施設のことです。そこでは学校の宿題をしたり、校庭で遊んだり、絵をかいたり…各々比較的自由に過ごせるカリキュラム。そこで小学校2年生のころ、次男は「アナと雪の嬢王」のキャラクターであるエルサの絵を描いていました。自分でデザインしたドレスを着させてとってもきれいな絵です。すると同学年の男子生徒が近寄ってきて次男の絵をみるなり、「男のくせに女の絵なんか描いてキモチわりぃ~」とからかわれたそうです。その出来事を自宅に帰ってきてから次男がボソッと私に話してくれました。「僕は気持ち悪いのかな…」と悲しい顔。たまらず私は次男を抱きしめて「気持ち悪くなんてない。そんなことを言う奴はほっとけばいいよ!あのね、よく聞いて。「アナと雪の嬢王」ってエルサやアナみたいにかわいい女の子ばかり出てくる映画だけど、あの映画を作っている人の中にはたくさん男の人がいるんだよ。だから何もはずかしいことはない。堂々としていなさい。」と伝えました。その時のことは今でもはっきり覚えています。

〇まとめ

今回はLGBTについての説明と我が家の次男のこれまでの経緯をお話してきました。【後編】ではさまざまな経験とエピソードから、そしてどう考え生きていくのか…私たちなりの想いを語っていこうと思っています。もし、同じ境遇でお悩みのお父さん、お母さんがいたらお話聞かせてほしいです。でも、ひとつだけ言えることは「変わらず愛している」ということ。男だろうと女だろうとこの想いは不変的です。私たちのもとに生まれてきてくれた子ですから…

後編もぜひ、覗きに来てくれると嬉しいです!!

本日もご一読いただきありがとうございました。