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本はどっち派?「紙」vs.「電子」〜私が【紙】を選ぶ理由〜

おはようございます!
本日は、

本はどっち派?「紙」vs.「電子」〜私が【紙】を選ぶ理由〜

といったテーマでお話ししようと思います。

みなさん…本は読まれますか?
じつは私こう見えて読書家。本を読むのが大好きなんです。
ちなみに今読んでいる本がこちら!

めちゃくちゃ面白いですね~!!少しボリュームのある本ですがおもしろすぎてこの執筆をしている最中も早く続きが読みたくて仕方がありません!(´・ω・`)そわそわ…
内容は、長くなりそうなので今回は割愛いたしますが、写真を見てお分かりの通り、思いっきり紙の本です。

最初にお伝えしておきますが、私は日常生活は断然デジタル派です。本以外はほぼすべて。
役所からの通知や子どもの学校から届く手紙が紙であることに毎回イライラしていますし、基本的に仕事もすべてPC。手書きで行うことはほぼありません。ではなぜ、本だけは紙にこだわるのか…?その理由をご説明していきたいと思います。

〇「紙」vs.「電子」メリット・デメリット

まず、紙と電子、それぞれのメリットとデメリットを整理してみましょう。

【持ち運び】

『紙』
文庫本などの小さいタイプは比較的に持ち運びやすいですが、ビジネス書などは厚くて大きいタイプが主流。カバンのスペースを取ってしまいます。それから重さ。分厚いものはある程度重さもありますので持ち運びが安易とはいいがたいです。
『電子』
電子の最大のメリットかもしれません。なんせスマートフォンで読めてしまう時代。本という別の物体を所有しないため持ち運びが便利。というよりもはや持ち運ぶ必要はありませんね。そして何万本に瞬時にアクセスできる。これは紙の本では絶対にできないこと。ただし、電源が入っていないと読めませんので充電切れには注意したいところ。
→WIN「電子」

【検索機能】

『紙』
紙の本で検索…となると「もくじ」が便利ですね。この本のあの部分をもう一度読みたい…となった時に何百ページをペラペラ探すのは大変ですからまずもくじを見れば割とスムーズにたどり着くことができます。
『電子』
電子の強みは検索機能。と言っても過言ではないかもしれません。なんていっても自分の淡い記憶の中から1フレーズでも思い出せば検索して見つけることができるのですから。これは素晴らしいですよね。また、検索をかけて読みたい部分だけ抜粋して読むことも可能。便利です。
→WIN「電子」

【集中力】

『紙』
私は普段、紙の本を読んでいますが基本的にスマートフォンを触りません。
本の重要な部分をメモしたり、要約するときにスマホを一瞬さわりますが、それ以外は静かな空間でじっくり読むようにしています。邪念がないので内容がスッと入ってきます。
『電子』
kindleなどを読まれる方はおそらくスマフォやタブレットにアプリをいれてますよね。すると読書中でもLINEの通知がきたり、ふとしたことが気になって検索してしまったり…誘惑が多い。すべての機能が備わっているスマフォならではのデメリットともいえるでしょう。
→WIN「紙」

ここまでとりあげてきたとおり…利便性を追求するならおそらく軍配は電子にあがるでしょう。私も実際kindleを利用しているので「便利だなぁ」とは思います。それでも私が紙の本を買う理由をお話していこうと思います。

〇「視覚」「嗅覚」「触覚」五感を刺激する

紙の本はあらゆる五感を刺激します。五感を刺激すること人間の脳に刻み込まれる確率がグッと上がると言われています。

【嗅覚】紙とインクのにおい
私…本のにおいが大好きなんです。
新しい紙のにおいとインクの香り。まず、デジタル書籍では味わえない感覚です。そして自分の好きな香りをかぐと嗅覚が刺激され、リラックス効果も。リラックスすることで本の内容もスムーズに脳に収納されていきます。嗅覚は一番記憶に残りやすい感覚ともいわれているため、侮ってはいけないのです。


【触覚】紙の質感とページをめくる動作
紙の質感やページをめくるという動作は、紙の本ならではのもの。めくるときの感触やパラパラという音もいいですよね…( *´艸`)
特に小説やストーリー性の高い本はページをめくるたびにそのワクワク感は高まります。「まえのページに戻って読み返す」「あのページはどこだったけ?と記憶をたよりに探す」というようなページを行ったり来たりする煩わしさも含めて、紙の本を読むことの醍醐味ともいえるでしょう。そしてお気に入りのしおりを挟んだり、グッときたポイントに付箋を貼ったりするのも楽しい。むしろデジタルの時代にアナログな作業をすることが記憶や印象に残りやすい。便利な現代を逆手に取った良さでもあると思います。

焚火しながらの読書
最高の贅沢

〇アイデンティティの共有

本は情報を仕入れるためのツール…だけではありません。紙である、物質として存在させるメリットとしてそのコレクション性が自分を表現するアイテムにもなるということ。つまりアイデンティティの共有です。
こんなエピソードが。
私は現在、不動産ベンチャー企業で空き家・相続に特化した不動産仲介のお仕事の傍ら、新規プロジェクトとして「一棟貸別荘」簡易宿泊業に挑戦しています。

プロジェクトの仲間たちと今後の展望をざっくばらんに語り合っていた時のことです。これからさまざまな貸別荘を展開していくなかで、「図書館のような別荘」もおもしろいよね!というアイデアが。各々が自分のコレクションを別荘に持ち寄るのです。お客様にも波及すればもっと面白いことになるのではないかと考えました。本ってかさばるじゃないですか?立地のよい都心に住んでいたら本のスペースだけでも家賃が跳ね上がってしまう。でも愛着があって捨てることはできない…という方、多いのではないでしょうか?そんなお気に入りの本を各々が持ち寄る。すると…同じように読書をこよなく愛する人たちが集まるコミュニティーが自然と形成されるのではないか?という妄想が。いや、私は読書家なので絶対たのしい!とワクワクがとまらなくなってしまいました!笑 必ず実現していきたいと考えています。つまり本は「私はこんな本が好きで、こんな思考を持った人間です」といった自分の自己紹介、『トリセツ』にもなるアイテムということです。そこからはじまるコミュニティーもおもしろいんじゃないかな…という点で「紙」の本は可能性を秘めていると思うのです。

わたしのコレクション

〇まとめ

結論、デジタルがいい、紙がいい。という勝者を決める必要はなく、その状況や用途に応じて使い分ける。というのが答えかなと思います。
ただ、デジタル社会なのだから、紙なんてすべて不能だ!というのはあまりにも浅はかな考え。紙のいいところは確実にあります。さまざまな角度から物事をとらえる多角的な視野が大切だと思います。

noteのご感想、ご意見、「こんなこと取り上げてほしい!」などのリクエストじゃんじゃんお待ちしております。執筆の励み、そして新たな気づきにつながりますので、ぜひコメント欄よりお待ちしております!!

本日もご一読いただきありがとうございました。


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