「日本語教育業界に対して抱えている問題意識」#taoyacafe05第二部

 2.新人研修制度

Keyword:研修内容/クラス運営/研修中の給与/人・時・金/新人日本語教師育成へ向けて

第一部Taoyacafeでも話題に上がりました、研修について。さて、日本語教師になりました。では、クラス入ってください。あれ?今までやってきたことは、座学・実習がほどんどで、クラス運営までは学んでいないけど丸投げ?!というお話から始まりました。

20代ならではなのが、民間企業へ就職すると3か月の新人研修で「会社のいろは」を学ぶというところ。新卒ならではの特典が日本語教師にはないの?
ー研修はあるが、給与はなしor交通費のみ
ー繰り返す教案、模擬授業、辛口FB、と厳しめ研修にリタイア
ー研修は無しで、実践あるのみ
ーそもそも、日本の外では研修が無いことが多い

〈理由〉
なぜ、日本語業界で研修が行われないかについて第一部での回答で、
研修はしたいが、研修をする人がいない/時間がない/お金がない
教師の質を高めることと、顧客が一致しない。むしろ、口コミで入ってくる人が少なく、転校もしにくい環境にあるからこそ、教師向上への重要性を見つけにくい。
ということが挙がった、とお話ししていただきました。

〈意見〉
学校の運営にかかわる方のお話を聞けたこと、とってもラッキーだと思いました。「なるほどな」と思わざるを得ません。だからこそ、新人に研修やマニュアル、スターターセットなどあればとっても安心できるものかもしれないけれど、若いからこそ、それらがあるところを選んでいくことも、日本語学校を選ぶ一つの指針にしては?と思います。日本語学校が人材不足の今、人手が来ないことは焦ってしまうことなので、そうやって若い人が進むと研修が増えるのではないでしょうか?
個人的にも、誰にも指導してもらっていない正解のないような日本語の教え方にはいつも自信が持てなくて今でも不安です。だからこそ、「研修を受けた。誰かからの合格サインがある」ということは日本語教師をやっていくにあたって自信にもなるし、やりがいにもつながるのでは?と思いました☆彡

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