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自己責任とは

「自己責任」と「自己完結」

言葉では違うものだと分かる。
しかし、つい6ヶ月前までの私は
自己責任と自己完結を
理解できてなかった。

自己責任は大人としてはもちろん、
子どもでも個人として必要なこと。

しかし、私は誤った自己責任の認識で
長らく生きてきた。
そして、事あるごとに自己完結して
うまくいかず、自己嫌悪に陥っていた。

自己嫌悪がクセになり、
着々と自己肯定感も下がっていった。
そして、
2人目育児スタートでドン底に。

ここからは、私の間違った認識で
自己肯定感をドン底まで下げた話。

「なんだか苦しい」
「生きづらい」

そう感じてるあなたは
自己肯定感が下がっているのかも。

5分だけでいい。
これを読んであなたの
自己肯定感を確認してみて。

自己責任と自己完結。
間違った自己完結が
あなたを苦しめる。

良いことも
悪いことも
世の中のすべてのことには
必ず原因がある。

あなたが今苦しいのにも理由がある。

原因が分かればラクになる。
あなたのするべきことが見えてくる。


1.自己責任とは

自己責任とは
『すべて自分で背負いこんで
自分で解決する。』

と、私は誤った認識、
そして、
完全に偏った思考をしていた。

これは自己肯定感が低い思考、
まさに『0-100思考』である。

すべて白黒で判断してしまう。
中間のない柔軟性のない思考。
言い換えれば、頭の堅い思考。

その思考で自己責任について考えると、
すべての責任は自分にある。
だから、すべて自分でやらなくては!
という極端な思考になる。

今までは何とかこなしてきた。
(実際は、周りの人のおかげ)

それさえ気づかず、
闇雲に、がむしゃらに、必死に
過ごしてきた。

視野は狭窄していた。

そして自分のガッツや
気合いで乗り越えてきた。

まさに体育会系。

しかし、
それも子どもが2人になったら
まったく通用しなくなった。

物理的に手が足りない。
気合いやガッツでは
家事も育児も仕事も、
全然どうにもならない。

パワー技でこなしてきた頭、
視野狭窄している思考では
次の一手が浮かばなかった。

マミーブレインもあったと思う。

しかし思考は回らず、
自分ですべてをできない私。
責任を全うできない、
つまり
自己責任ができてない自分に直面。

0-100思考において、
全部できてないものは
できてない。

たとえ50できていても
それを認めることができなかった。

できない自分を
無意識に責めるようになる。


2.結果主義

そこに結果主義の夫も登場。
追い討ちをかける。

できてないのは、
・努力が足りない
・容量が悪い
・工夫が足りない

心ない言葉を浴び、
さらに心と頭は堅くなり、
「自分でやらねば!」
という思考が強くなる。

さらに助けを求めることが
できない思考になり
殻にこもっていくことに。

基本ワンオペ、
子どもの対応はすべて私。

普段の現場を知る訳でもない。
しかし、結果を重視。

結果を見て、過程は見ない。
会社の厳しさなのだろう。

しかし、家庭は会社ではない。
子育ての結果はすぐに出ないし、
出るとは限らない。

子どもであっても別の人間。
思った通りにはならない。

私たちママは子どもを観察し、
その度、臨機応変に対応する。

ベターな選択を
繰り返していく以外ない。

その結果、ベストな選択が
他にあったとしても、
それを指摘するのは
ただの後だしジャンケン。

つまり、指摘されても意味がない。
それで批判するのはズルいのだ。

3.丸つけ

今なら冷静に考えられるが、
これに気づくには時間がかかった。

なぜなら自己暗示にかかっていたから。

0-100思考だと
全部自分がやらなきゃ、
頭の中はこれ一択。

すべて自分で遂行するのが
自己責任なのではない。

1人でやろうが、
みんなでやろうが、
結果として
コトが遂行できていればいい。
遂行できないことの方が大問題。

50できている。
残りの50ができないならヘルプを。

この当たり前の考え、
仕事なら浮かぶのに、
育児や家事となると浮かばない。

では当たり前の選択肢を、
当たり前に選択するには?

そのためには外からの力が一番。
わたし自身もそうだったが、
他者に気づかせてもらうのだ。

私たちは何かを学ぶ時、
自分自身で気づく時もある。

しかし他者からの指摘や、
外からの情報を得て
気づくことの方が多くある。

テストは丸つけして答えを確認する。

バスケのシュートフォーム、
バッティングの仕方、
ピッチングフォーム、
空手の型、
それらが正しいかアドバイスをもらう。

育児だって、
生き方だって、
アドバイスをもらってもいい。


3.壁を突破

アドバイスを求められるように
なるまでに大きな壁がある。

暗示にかかっている頭は
硬く閉ざされていて、
自分で気づくのが難しい。

そして何より怖い。
できない自分を認めたくないのだ。

自己肯定感の低い状態だと
他人の目がとても気になる。

「こんなこともできないのか」
「分かってないのか」
そう思われるのが怖くて
できない自分にフタをしてしまう。

しかし、私は
そうやってフタをし続けてきて、
事態が良くなったことはなかった。

何年も堅くフタをし続けると、
開けるのもかなりの力が必要に。
自力で開けられない場合も。

そんな時は人の力を借りたり、
滑り止めのシートを使ったり、
ビンを温めるなど、
他の方法を人から教えてもらう。

足し算ができない幼稚園生が
その頭で考えていても
因数分解は解けない。

私たちは経験のない出来事に対して
対処できないのであって
あなたが劣っているのではない。

段階的に学んでいけば
必ず解決することができる。

足し算もできなかった子どもが、
自ら学んで、引き算、掛け算と
できるようになったように。

あなたが自ら行動すれば、

堅く閉じたフタを外すことも、
自分の固定観念を変えることも、
自己肯定感を高めることも、
家族の笑顔を増やすことも、
あなたが幸せになることも、
すべて可能になる。

1歩目は怖い。
私も怖かった。

年齢を重ねるごとに
1歩目は怖くなる。
フットワークも悪くなる。

でも踏み出した。
それは、
このままの自分では嫌だったから。
これ以上
自分を嫌いになりたくなかったから。

子どもと一緒に
笑顔で生きていきたいから。

タイミングはいつだって
自分の気持ち次第。

今日が人生で一番若い日。
行動するには今日が一番いい日。


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