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転職/就活における気持ちの保ち方 【企業を擬人化し恋愛ゲーム化していた話】

就職、転職活動で100社ほど落ちた私の気持ちの保ち方になる。

人によってはひどく非効率だと思う人もいるだろう。
もしかしたら本気でやってるの?舐めてる?とか思う人もいるだろう。
本気でやってたと、最初に書いておく

また、アラサーが学び直しをして、
異業種未経験の分野に転職をするまでの話なので、ほとんどの人にとって参考にすらならないと思う。

ただの備忘録/日記であることを留めておいてほしい。



30歳、未経験異業種に挑戦


転職活動の初期は、
卒業設計も、テストもあり、就職活動に避ける時間ががっつりなかったため、ちょくちょく応募していたのみだった。

やはりアラサー未経験異業種という挑戦はハードルが高いのか、

書類選考にかすりもしない。

面接にすら辿り着けない。

ただひたすらに届く定型文のお祈りメール。


ちょくちょくやる=応募件数も少ない分、
一つの企業に対して気持ちが勝手に強くなり、「面接にいけるかな」、
なんて1人勝手に妄想しソワソワしていた。笑

けど、届くのは書類選考の通過の知らせではなく、定型文のお祈りメール。
より落ち込んだ。


迷ったら応募!とにかく応募!いいから応募!


色々理由をつけてダラダラと就職活動をしていたが、書類選考すら通過しないという現状に段々と焦りを覚えてきた。

また、学び直しともいえど、
学校を卒業して謎の空白期間を作りたくなかったし、

税金等の支払や生活もあるので、絶対に卒業までに働き先が欲しかった。


なので、条件もある程度許容ができる企業は、片っ端から応募した。

迷ったら応募。とにかく応募。いいから応募。

落ちたらとか、自分にあってないんじゃないか、とか深く考えない。

つべこべ考えずに、
まずは応募ボタンを押す行為をする。
そこに気持ち入らない。無。

一応、やりたいと思う業種、職種の分野はこの時点でほぼ1つに絞っていたので、その範囲内で行った。

私はやる気と意識があんまり高くはない為、
業種、職種を絞ることで職務経歴書の自己PR欄含めてほぼ使いまわしていた。
会社よっては提出前に少しだけ変更する感じ。

ただでさえ時間のないなか、
履歴書の志望動機の欄もホームページとか調べて書くのに、
職務経歴書の自己PRもいちいち変えるなんてダルすぎ。
少しでもラクしたい。

履歴書も全部の会社ではないが、志望動機以外は同じにしたところもある。


落ち込む時間なんてなくなる


当たり前だが、どんどん応募すると、
面接に呼んでくれる会社以外は、お祈りメールがその分くる。

ただ初期とは違い、
それなりの会社数に応募しているので、
たった一つの企業から定型文のお祈りメールがきたところで、ほぼ落ち込まない。
むしろ、正直あんま応募したことよく覚えてないけど反応ありがと!とみたいな気持ちに変わる。

それよりも、
面接に呼んでくれた会社のことを、より深く調べる作業をする。
志望動機なんてとうに忘れているので頭に叩き込む。
逆質問を考える。


同時に新しく求人を出しているかを調べて条件が合えば応募。
会社のことを調べて志望動機を書いて送る。


このことを繰り返す。
書類選考で落ち込む時間なんてなくなる。


面接は場数を踏む


段々と面接に呼んでくれる企業が増えてくる。

久しぶりに面接をすると、
緊張してしまい、思っていることをうまく言葉にして人に伝えるのが難しい。

なので、私は書類選考のときと同様、数をこなした。
場数を踏むのが手っ取り早いと判断した。

求める業種、職種で、条件はそこそこいい、
ただ肝心の気持ちがそんなに前向きに、積極的になれない企業に対し、
面接を断ったり、テキトーに面接をこなすのではなく、全力でいく。

まるでそこが本命かのように振る舞う。
振る舞えなかったら、数こなして振る舞えるようにする。

相手の労力や時間を無駄にしている、なんて綺麗事は言ってられない。
練習でできないことは本番でもできない。
いいからやる。

どのような企業でも面接を行ったら、当日にぷち脳内で反省会をし、ノートにかく。
• 次どうすればうまくいくのか、
• 何を聞かれたか、
• 声のトーン、表情は適切だったか
• 会社の雰囲気、そこで働いていた人の目や表情はどうだったか?
ファーストインプレッションを記載。
など。

仮に、場数こなしていくなかで、
内定をもらえたなら、それはそれで心の安定剤。
キープし、早めに断ればいい。

他に内定をもらえなかったら、
それこそ、ご縁。

覚悟を決めて働こうと思っていた。


企業を擬人化して恋愛ゲームする話


面接慣れしたのか、
二次や最終面接、内定をもらえる会社が増えてきた。
(それでも企業探しは継続してしていた)

この頃から企業を擬人化して、
脳内で恋愛ゲームをし始めていた。

・「本命の彼(企業)から返信こない。てかプロポーズ(内定)まだ?」
・「本命の彼(企業)からの返信遅いから、同時で違う彼氏(企業)からプロポーズ(内定)されちゃった。ただ、彼氏の条件(労働条件)がな〜〜〜」
・「新しい彼氏見つけるために「いいね(応募ボタン)」押しちゃった。」
・「彼氏候補(企業)とデート(面接)してこよ」

みたいな感じ。少し頭おかしいかもしれない。

最初の方は、
書類選考に通過しない、また落ちた…
と落ち込んでた時もあったのに、徐々に転職活動を楽しめている自分がいた。

楽しむと言っても、
二次面接や最終面接で落ちたら、それはもちろん凹む。

何がだめだっだだろうかと、長々と時間の無駄だと分かっていても考えてしまう。
ただ、擬人化して脳内ゲームにしていることで少しショックは柔らいでいた。

だって、恋愛をした時に、
こちら側にどんなに好意があっても、
相手が他の人と付き合いたい、別れたいと言ってきたら、もうそれが全てでしょ?

異性なんて、ごまんといる。
35億。
その人が全てじゃない。
企業だって同じで、その会社が全てじゃない。


一つの恋愛がうまくいかなかったぐらいで何?
と気持ちを強く持ちつつ、


美味しいもの食べて、温かいお風呂入って、早く寝ていた🍚
これが1番大切。

次の日か、それでもメンタル復活しなかっ
たら、やろう、がんばろうと思えるまで、
就活/転職活動は封印。

その繰り返しで、妥協はした部分もあるが、納得できるところにようやく内定を得た。



ただこれは学生で時間があった立場だからでき、
普通に一企業で働いていたら、
疲れすぎて、こんなに転職活動に一気に力を注ぐことができなかったと思う。

きっとその分、時間を割くことになり、その分、メンタルを抉られることになるんであろう。

次に転職するときは、自分のペースで転職活動をしていきたいと思う。

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