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昔話#3 嘘つきは泥棒の始まり

小学校1年生の頃に授業で使う教科書を忘れた。


直前で気づいた私は

どう切り抜けるかを必死に考え、焦っていた



そんな時目に入ったのは、同級生の教科書。

そっと手に取り、さも自分のものの様に教室を移動。



当然、無くなったと騒ぎになる訳で全員の教科書が確認される。

犯人は私。気持ち悪くてドキドキしたのを覚えてる。



その子を困らせたい訳じゃなかった。

ただ、怒られない様に、ミスを隠したかっただけ。



結局バレて、母親も学校に呼ばれた。


先生に謝る母の後ろ姿は、

記憶から消したいのにずっと残り続ける。


記憶よ、さよなら👋


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