兄への嫌がらせは 楽しくてやっていたわけじゃない。 基本的には兄優先。 週末は兄の用事に付き合わされ、 家族での外出も兄に合わせて決定。 それが当時の私はとても嫌だった。 仕方がないと思いつつも 兄ばかりという思いは強くなる。 私を、私だけを見てほしい。
「きょうだい児」 最近よく聞く言葉で、私もその1人 私の兄はダウン症だ。 今、兄のことは普通に好き でも、当時は違かった。 母には、 普通の兄が欲しかったという言葉を何度も浴びせた。 兄には、 「嫌い、キモい、死ね」と誹謗し、 紛失した家のものを全て兄のせいにして困らせた。 当時の行動を振り返ると同時に 自分の醜さを痛感する。 私は陰湿で最低で汚い。
小学校1年生の頃に授業で使う教科書を忘れた。 直前で気づいた私は どう切り抜けるかを必死に考え、焦っていた そんな時目に入ったのは、同級生の教科書。 そっと手に取り、さも自分のものの様に教室を移動。 当然、無くなったと騒ぎになる訳で全員の教科書が確認される。 犯人は私。気持ち悪くてドキドキしたのを覚えてる。 その子を困らせたい訳じゃなかった。 ただ、怒られない様に、ミスを隠したかっただけ。 結局バレて、母親も学校に呼ばれた。 先生に謝る母の後ろ姿は、 記
普通の家族ってなんだろう? 意外と分からないよね。 怒鳴り合う親を見る日常は 自分が怒られてるわけじゃないのに、悲しくなって 勝手に涙が出てくる。 仲裁もできず、別の部屋に逃げ込む私。 なんでか胸が苦しくて 何度も壁に頭をぶつけたし、 タオルで首を絞めてみたけど、 そこで起きる現実は何も変わらなかった。 だから耳を塞いで怒鳴り合いが終わるのを待つんだ。 なにもできなくてごめんなさい。 記憶よ、さよなら👋
初めて好きな人ができたのは保育園。 意識し始めたのは年長さんの頃で、席も隣だった。 私が子供ながらに考えたアプローチは… 物理的な距離感を縮めること。 ずっとくっついてた。 そんなアプローチを続けていたある日。 何がキッカケか分からないけど 「きもい!近づくな!」 そう言われて、私の初恋は終わり。 きもいよね、ブスでデブは嫌だよね、 気持ち悪いことしてごめんなさい。 記憶よ、さようなら👋