emi

過去の絡まりをほどいて、 自分は何者なのかを知りたい。 少しずつ記憶の蓋を開けます…

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過去の絡まりをほどいて、 自分は何者なのかを知りたい。 少しずつ記憶の蓋を開けます。 いつからか、生きてるだけで疲れるんです。

最近の記事

#昔話5ただ、私だけを見ていて欲しかった

兄への嫌がらせは 楽しくてやっていたわけじゃない。 基本的には兄優先。 週末は兄の用事に付き合わされ、 家族での外出も兄に合わせて決定。 それが当時の私はとても嫌だった。 仕方がないと思いつつも 兄ばかりという思いは強くなる。 私を、私だけを見てほしい。

    • 昔話#4いつからか自分は醜くなった

      「きょうだい児」 最近よく聞く言葉で、私もその1人 私の兄はダウン症だ。 今、兄のことは普通に好き でも、当時は違かった。 母には、 普通の兄が欲しかったという言葉を何度も浴びせた。 兄には、 「嫌い、キモい、死ね」と誹謗し、 紛失した家のものを全て兄のせいにして困らせた。 当時の行動を振り返ると同時に 自分の醜さを痛感する。 私は陰湿で最低で汚い。

      • 昔話#3 嘘つきは泥棒の始まり

        小学校1年生の頃に授業で使う教科書を忘れた。 直前で気づいた私は どう切り抜けるかを必死に考え、焦っていた そんな時目に入ったのは、同級生の教科書。 そっと手に取り、さも自分のものの様に教室を移動。 当然、無くなったと騒ぎになる訳で全員の教科書が確認される。 犯人は私。気持ち悪くてドキドキしたのを覚えてる。 その子を困らせたい訳じゃなかった。 ただ、怒られない様に、ミスを隠したかっただけ。 結局バレて、母親も学校に呼ばれた。 先生に謝る母の後ろ姿は、 記

        • 昔話#2 耳を塞いで違う世界へ

          普通の家族ってなんだろう? 意外と分からないよね。 怒鳴り合う親を見る日常は 自分が怒られてるわけじゃないのに、悲しくなって 勝手に涙が出てくる。 仲裁もできず、別の部屋に逃げ込む私。 なんでか胸が苦しくて 何度も壁に頭をぶつけたし、 タオルで首を絞めてみたけど、 そこで起きる現実は何も変わらなかった。 だから耳を塞いで怒鳴り合いが終わるのを待つんだ。 なにもできなくてごめんなさい。 記憶よ、さよなら👋

        #昔話5ただ、私だけを見ていて欲しかった

          昔話#1 はじめての異性からの拒否

          初めて好きな人ができたのは保育園。 意識し始めたのは年長さんの頃で、席も隣だった。 私が子供ながらに考えたアプローチは… 物理的な距離感を縮めること。 ずっとくっついてた。 そんなアプローチを続けていたある日。 何がキッカケか分からないけど 「きもい!近づくな!」 そう言われて、私の初恋は終わり。 きもいよね、ブスでデブは嫌だよね、 気持ち悪いことしてごめんなさい。 記憶よ、さようなら👋

          昔話#1 はじめての異性からの拒否