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秘湯巡り旅~宮城編Ⅱ「ヌルトロしっとりの湯」

夏…。
休みをとって関東の「秘湯を守る会」会員宿を攻める予定をたててました。
狙いどころは、群馬県or栃木県あたり!
しかしながら!!あぁ~~(._.)
この長引くコロナ…
不安定な社会情勢…
gotoキャンペーンなんてやってられるか(怒)ってな勢いの感染者増加の現状に…
またしても!
キャンセル(泣)

GWに次ぐ、二度目の旅キャンセル。
泣きたい…
結局、年明け以降都道府県をまたいでの旅は半年も自粛…(泣)
まさか、夏まで撃沈するとは思ってなかった…
ここにきて、新しいスタンプ帳が全く埋まらないという、危機的状況!
一冊満タンにし、青根温泉・不忘閣さんに招待宿泊後すぐに新品のスタンプ帳を手にいれて、一泊分押してもらって止まってる…
まさかここまでとは。
果たして、最終的に満タンにできるか不安。

関東じゃないところも考えましたが、
情勢的に必要以上に出歩くのは自ら自粛。
何かあったら、たくさんの人に迷惑かけてしまう…
感染する時は、何をしてても感染してしまうんだけど、でも!可能性を自ら広げる必要はないかな…と判断しました。
でも、寂しい~悲しい~
旅の禁断症状出そう!!

…ってことで、
年明けに行った新しいスタンプ帳、一つ目のお宿を思い返して気分だけ味わうことに!
(このパターンも二度目!)

スタンプ押印一つ目の宿は、
宮城県中山平温泉「うなぎ湯の宿琢ひで」さん。
名湯・鳴子の鳴子温泉郷。

ここの温泉は、何と言っても湯が良し!
お湯は本当に気持ち良し!
「美肌の湯」としても知られ、化粧水のようにトロッとお肌に浸透します。HPでは“しんとろりんの湯”とうたっているほど。

しかも、秘湯の宿ながら、館内は新しくキレイな宿です。

↑磨きあげられた廊下がピカピカ光ってました。

3月なのに、青根とは違い鳴子温泉郷は雪もほぼなく、春っぽくて暖かい。
東北の2、3月なんてまだまだ寒い!
と思ってたけど、予想に反していました。
鳴子地区に入ると、硫黄のような温泉臭がただようので、それだけで毎回効きそうな気になる。
でも、琢秀さんのお湯は、入ってみてまさに「美肌の湯」を実感!
本当にしっとり…
何度も入っちゃいました。

もう一つの魅力は、
何といっても浴場の多さ!!
これだけで得した気分になってしまいます。

これだけの浴場が!
時間によって男女入れ替えのある浴場があるので、注意書きをみながら。
そして、浴衣も選べてウキウキ感が満点♪

館内には、エステも。
今回利用はしなかったけど、癒しを 求めて利用するのもあり!

今回は、またまたお部屋をロビーから近い一階の部屋にしてもらいました。トイレつきの普通の和室。

広さは二人には十分な和室ですが、造りが変わっていて、この奥に洗面台とユニットバスのトイレがあります。

後からつけたしたのか?このドアを開けると途端に寒さ倍増。

さて、着いてすぐに浴衣に着替え、まずは露天風呂へ。露天風呂は、建物の外に出てから階段を下りたところに小さな別棟として作られています。2つの露天風呂が時間帯で男女入れ替わるのですが、浴槽の広さにちょっと違いが。

↑こちら亀の湯

↑鶴の湯です!
入り口には秘湯の会の定番提灯が。
露天風呂は、どちらとも自然環境を考えて石鹸類を使用しないでほしいとなっています。
こちらでは体を洗えないので、内湯で洗って湯に浸かりにくるのが良いです。

食事は大広間でテーブルごと。人が大勢いるところで、料理の写真をパシャパシャとるのが好きじゃないので、スマホは持っていきませんでしたが、美味しかった記憶。確か、料理によって宿泊料も変わりスタンダードなプランは地元の仙台牛の焼き物(または、すき焼き)?がついていたはず。
同行した母が牛肉が苦手なので、牛肉がつかない湯治プラン…みたいな、一番低料金のプランを頼み、別注文のヤマメの塩焼きを事前予約しました。
焼きたての塩焼きは、かなり美味!

芍薬の湯の露天風呂と、石橋の湯。
この他に混浴露天風呂があるけれど、女性専用時間も設定されていて安心。

今回も時間帯を確認しながら、すべての浴槽を制覇。何度も入浴し、ふやける勢いでした。
しつこいけれど、お湯がいい。
何度も入りたくなるし、入るとヌルトロしっとりなので、効いてる気になる!いや!効いてる!
最近は、こうした浴場のバラエティーさや、お湯の良質さなど「秘湯」を守る会でありながら、わりと「贅沢」な視点で宿を選んでた気が…。

もちろん、大雪高原や秋田県の有名どころ乳頭温泉、新潟県の栃尾又温泉、奥鬼怒・八丁の湯のような秘湯満点の宿も心惹かれる。
これはこれで、味わい深い。
次回は秘湯ムードにこだわってみてもいいかもしれない!
でも、「次回」はいつになるやら。

あぁ~温泉行きたい。
旅立ちたい…。と、悶々としている夏休み…。

早く、自由気ままに旅ができる生活に戻ってほしいですね。
何としても今年中にスタンプを!