10年かけて専業主婦を選んだ自分に対する答えが出た話
専業主婦歴約10年の私。
後ろ髪引かれつつも、夫との転勤先での新婚生活を選び金融機関を退職した私。
あれから約10年が経って、ようやくずっと胸のしこりの一つとなっていた、「専業主婦を選んだのは正しかったのか」問題に決着をつけられました。
決着まで10年 専業主婦で良かった
仕事をやめなきゃ良かった
週末婚もあったよな
仕事を辞める以外選択肢がなかった
この10年、どちらかというと仕事をやめた事に後悔しまくっていて、時間を戻したいと何度も思うことがありました。
けど、ここ最近になって『専業主婦という選択』をした私は間違ってなかったと思えるようになったんです。
専業主婦だからこそ私ができている事
去年、長男が小一プロブレムにぶち当たりました。
担任の先生とウマが合わず、とにかく不安定に。
担任からは必達障害だろうから、検査を受けろとまで言われました。
(長男同様ウマが合わず似たような対応をされた子ばかりだったようです。)
その時の私が長男に可能な限り寄り添う事に徹することが出来たのは専業主婦だったからだと思うのです。
区の相談室や保健師さんに相談したり、
スクールカウンセラーの先生に相談したり、
私と同じように悩んでいた同じクラスの子のママと相談しあったり。
なんなら児童精神科のある病院の予約もしました。
(結果的にスクールカウンセラーの先生に不要だと言われキャンセルしました。)
働いていたら私のキャパでは寄り添うことも、
色んな人たちの意見を聞くこともできず、
私まで潰れていたと思います。
2年生になった今は別人のように落ち着き、私の知っている長男に戻りました。
私が心の奥底で希望していた3人目の妊娠も働いていたら恐らく無理だったでしょう。
あの時退職を選んで、『専業主婦』を選択したから今の私の人生があると思えたから、ようやくモヤモヤした思いにケリがつけられたんだと思います。
専業主婦、実は最強説
今や生きる化石、天然記念物とまだ言われるようになるほど少数派になった専業主婦。
専業主婦になってみて、いろんな思いもしたけれど、天然記念物の専業主婦は裏を返せば貴重な経験。
働いていないという罪悪感を抱え、
自分はどうしたらいいのか、
どうしたら生きがいを感じられるのか
役に立てるのか
必死に考えながらこの10年生きてきました。
よくよく考えたら専業主婦は結構最強だなと思っています。
働いていない分、節約に勤しみ
子どもを家で保育する
テレビ見て煎餅食べてる暇なんてない
子供が帰宅したら宿題勉強習い事の送迎
マルチタスクです。
その傍ら夕飯を作って、洗濯物を入れて畳み、
翌日の学校幼稚園の準備。
ひと息つく暇もない(笑)
専業主婦はオススメだよとは決して言いません。
私は、結婚する際に退職するか私に相談してきた友人たちには絶対やめない方がいいと伝えているから。
専業主婦は私の選択であり、他の人にいいよ〜なんて言えるほどオススメではないです。
自分で選んだ『専業主婦』と言う選択は、
私の中でようやくケリがついて腑に落ちたよと言うお話でした。
人生って面白くて、自分が選んだ道を最終的には後悔しないようにレールを作っていくんですね。
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