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〜虹〜episode 5
俺の受験は失敗し、母さんの悲しむ顔がチラついた…
当然、学校からも親に電話がきている
俺は、家に帰りたくなかった。
友人たちと時間をつぶし、夜9時過ぎに帰って行った。
すると玄関に母さんが足早に俺に近づくと
母: 拓、お帰りなさい。学校から電話きたよ、
結果は残念だったけど、先生から次は夜間
の定時制に受けてみては?って言ってたよ
拓: 母さん、俺はもう、働きたいんだ!
働く場所も決めてるから
母さんは少し悲しそうな顔をしたが、すぐに
母: そう。拓が決めた事なら、母さんは応援す
るよ。何処で働くの?
拓: 先輩がやっている土木で働くよ
母: そう。わかったよ
母さんと話し終えた俺は2階の自分の部屋へと行き
フッ〜と言いながら布団に倒れ込んだ
天井を見上げながら俺はこれからのことを考えていた
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