蓮ノ空お披露目会雑感

個人的には「どうって・・・なんというか・・・普通?」(梨子風に)と思いました。

ホームページに記載されていた製作委員会のメンバーこそKADOKAWAにバンナムにブシロといつメンなのですが、おそらくコンテンツの運営はアプリの製作元の岩本町芸能社の人が立ち上げた会社が主導となっており、そのためか、μ'sからLiella! までいっしょくただったソーシャルメディアのアカウントが分けられています。

さらに、キャラデザが室田雄平さんが一切関わっていないこと。キャラクター設定も全員が全員、なにか影を思わせていたりと、今の流行ってるラインを取り入れたした感じで、流行りなんて我関せずだったラブライブが、ここまで流行りを追いかけてもがくというのは驚きで、良くも悪くも作品が持っていた手癖が取れて普通のアイドルコンテンツになったような感じがあるのです。

更に意地悪な見方をすればウマ娘が流行ってるから全寮制、リコリコが流行ってるからコンビユニットと邪推することも可能だし、虹ヶ咲のソロアイドルとか、スパスタの一つのユニットに新メンバーをドシドシ加えるやり方は間違だったと認めているとも受け止められます。そもそも論として、あの配信用のCGのモデルなんてVTuberと区別がつかないでしょ。

なんでこんな話をするかと言えばスパスタのあまりの集中砲火ぶりに嫌気が差して「だったら1期と2期は別ユニットにしてしまおう」とか言っていたら最初からユニット売りの作品が出てきて、「クーカーが良いなら、コンビで良いんじゃ」と言ってたら二人ユニットが出てきたりして、まるで思考でも盗聴されたのかってくらいに、「ぼくのかんがえるりそうの現代的なラブライブ」になったからです。もちろん素人が考えることはプロは誰だって考えるという話なのですけどね。

ただ、2年と1年ばかりで、進級と新メンバーも盛り込む余地もありますし、おそらくここから3人ユニット9人構成になるのかもしれませんし、スクドル活動も伝統あるようですから、神宮前とかミュージカルの学校の名前が出てくるのかもしれません。

そもそも配信中心のVTuberみたいな話が、ニジナナみたいなコンテンツになったわけですし、秋配信予定だったのかキャラ発表が10月。それから4ヶ月遅れでコンテンツ発表会となったので、流行病も相まって相当に難産だったんだろうなというのは察することが出来るのです。配信の見通しが立つまで隠して、目処が立ったら情報を一気に投入するというのは、年単位で遅れてしまったスクスタの教訓が生きているのでしょうか。

冒頭の「どうって・・・なんというか・・・普通?」ってサンシャイン一話で千歌が「なんじゃこりゃ」ってなると言ってμ'sのPVを梨子に見せた際に言った感想なわけですが、蓮ノ空が「なんじゃこりゃ」になるのかが鍵でしょう。少なくともニジガクですらあったラブライブのノリについていけない人は追いかける好機なのですから。

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