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健康は向き合うことから
大きな窓の外を雲がゆったりと流れていく。
窓とは反対側のドアの向こうからは、看護師さんたちの話し声や笑い声が聞こえてくる。
明るくて賑やかな雰囲気。
はじめての入院にしては気持ちも落ち着いていて、なんならホテルで優雅な休日を過ごしているような気分にもなる♪
こんなに朗らかな気持ちでいられるのは、病気がわかってからのこの2ヶ月弱、自分とちゃんと向き合い、自分を認めてあげる事ができたからだと思う。
散々恐怖に怯えたし、泣いたし、イライラもした。
体のどこかに違和感があると、病気と結びつけてしまったり、健康的な生活を意識するあまり、夫に心配や不満を抱かせただろう。
でも反対に、優しくもなったし、強くもなったし、愛のあるやり取りもできた。
弱った自分を救えるのはやっぱり自分なのだ。
そう思えたら自然と強くなる。
病気で辛いのは本人はもちろん、周りも辛い。
私の父も病気で亡くなったが、母を見てきたのでよくわかる。
本当に様々な感情と向き合った…
お疲れ様、私!と言ってあげたい笑
そして今日、そんな私の様々な感情を炙り出した張本人である私の中の一部分を取り除く手術を受けた。
こんな風に書くと危ない人のように思われるかもしれないけれど、その闇の一部分を作ったのも、結局自分。
自分が生きてきた過程でできてしまったんだから、これも自分なんだと認めるしかない。
だから、様々な事に敏感になってきているこの時代、よく、よーく自分の内面と向き合うことが大切。それが健やかな人生の第一歩。
我慢していること、後回しにしていること、違和感を感じていること、心地悪いもの、場所、人…
スピリチュアルな話のようだが、これは自律神経の話。(目に見えないという点では同じだけど)ストレスとなって必ず体に影響する。目に見えない感覚的なものが、目に見えない自律神経に作用している。(やっぱりスピリチュアル?)
私はここ数年、それらを感じていながらも放置してしまった。
特に病気がわかる4〜5ヶ月前から自分の内と外のバランスが取れない事が増えた。本来の自分なら絶対に思ったりしない事を考えたり…
これも一つ言える事だと思うのは、異様に機嫌が悪い、すぐにイライラする事が増えたり激しくなったら病気が隠れてるかもしれないということ。
私はそんな感じで血の気の多いタイプだが笑、反対に落ち込みが激しくなる場合もあるかもしれない。
その時は健康診断を受けるとか、掛かりつけのお医者さんに相談してみてみるとかして欲しい。
あぁ、振り返ると嫌になる…笑
そう、だから振り返るのはやめて、これからの生き方を考え直す大切な時間にしたい。
これで病気が完治というわけではないけれど、様々な感情と向き合わせてくれた私の一部分が、どうかどうか成仏してくれますように…ありがとう。
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