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🖼絵画の中の帽子🎩🎓👒『 Chapeau de paille 三部作のその2 』


Élisabeth-Louise Vigée Le Brun 1782年

Chapeau de paille 三部作のその2 』
↑フランス語で麦わら帽子のことです👒
アントワープで英国人から購入したと記載が残っている、『 chapeau à la bergère シャポー・ア・ラ・ベルジェール 羊飼いの帽子 』と呼ばれる、ブリム幅が広くクラウンが低いタイプの麦わら帽子。
トリミング(飾り付け)にはやっぱりオーストリッチ(ダチョウ)の羽飾りと野生の花の花輪。

被っている女性は早熟な天才画家のÉlisabeth-Louise Vigée Le Brun
エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ル ブランさん✨ 美しい方ですね❣️
マリーアントワネットの肖像画をいくつも描いてる、あの方です。

彼女は15歳で肖像画を描いて成功を収めました👏
この自画像は1782年に彼女がフランダースとオランダを旅行中にブリュッセルで描かれたものです。
Le Chapeau de Paille (1622-25)と題されたRubensルーベンスの Suzanne Fourment シュザンヌ・フールマンの肖像画を見た後にインスピレーションを得て、顔に同じ光の影の効果をもたらすために同じアクセサリーも使用しいます。

Le Chapeau de Paille (1622-25)

彼女はマリーアントワネットと同い年でマブダチ👭
なので、この絵もマリーとお揃いのシュミーズドレスに広つばの麦わら帽子を描いてますね。
自画像なので、手には絵の具ののったパレットを。
肩にかけているショールはカシミア山羊のショール🐐
流石にシュミーズドレスだけでは寒かったりするので、カシミアショールをかけて暖を取ることも流行らせたみたいですよ、もちろん王妃がね👑

日本ではHAT「ハッ(8)ト(10)」の語呂合わせで8月10日が帽子の日です👒
酷暑続く日々にはフランスの田園風景を思い出しながら、ぜひ王妃たちのようにシュミーズドレスと広つばの帽子を被って出掛けてみるのはいかがでしょうか?

『 chapeau à la bergère シャポー・ア・ラ・ベルジェール 羊飼いの帽子 』


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